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ジョン・ウォールが奮闘も味方の援護なし

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<WAS vs ATL ロードで自滅し、痛い1敗>

現地4月22日に行われたWAS vs ATLの第3戦は、98対116でWASがロードで大敗した。
 
前回の記事でもお伝えした通り、第3戦はATLのホームで行われる試合だけに、ATLの若いガード陣のシュリューダー、ハーダウェイ、プリンスには要注意しなければならなかった。
 
だが、試合開始早々、この若手3選手にそれぞれ3Pを決められ、わずか3分で2対13という点差になってしまった。
 
また、ATLは、序盤からハワードをゴール下に構えさせ、2-3ゾーンを仕掛けてきた。
それにより、WASはオフェンスの糸口を見つけられないでいた。
 
ウォールは、味方選手にパスを捌き、シュートを狙わせていたが、ビールもモリスもシュートが決まらない。
痺れを切らしたウォールが持ち前のスピードでインサイドに切り裂いていくと、ウォールは素晴らしいプレーを連発していく。
 
第1クォーターのラストショットもドリブルでディフェンダーを揺さぶってから流れた状態で3Pシュートを放ち、ブザービートを決めた。
このシュートで第1クォーターは、20対38と何とか20点以内の点差に留めることができた。
 
第2クォーターに入っても止まらないウォールは、孤軍奮闘状態だった。
ウォール一人で同点にすることができるんじゃないかと期待してしまった程のスーパープレーの連発で思わず叫んでしまう。
 
ドライブからのバスケットカウントも1度で終わらずに何度も決めてみせた。
ドライブでインサイドから連続で得点を決めたと思えば、今度はキックアウトで味方選手にフリーで3Pを打たせるというPGとして、チームをリズムに乗せるために相当考えた攻め方をしてくれた。
 
しかし、この試合の敗戦は、ウォール以外の選手にあった。
ウォールが捌いたアシストをチームメイトがことごとく外してしまったのだ。
 
相棒のビールも絶不調でシュートが全てショートでミスになり、終いにはエアボールも放ってしまった。
 
それでもウォールは、チームメイトを信じてパスを供給し続けたが、この日のWASのシュートは、全く入らなかった。
 
逆にATLは、チーム全体でのシュートタッチが良く、点差が縮まることはなかった。
 
ただ、チームメイトのシュートが不調の中、ウォールがシューターにパスを供給し続けたことは、PGとしてもチームリーダーとしてもとても評価できるポイントではないだろうか。
 
シューターは、打ち続けることでリズムを掴むことができる。
また、リズムを掴めないまま試合を終えるのと、シュートがある程度決まり出してから試合を終えるのとでは、次の試合に挑む時の入りが相当変わってくる。
 
オット・ポーターが負傷退場したことは、WASにとってかなりの痛手だが、第4戦、ロードで今回のようなシュートミスでの自滅をしてしまえば、シリーズを落としかねない。
 
ベンチ陣、特にウーブレイがなんとか機能してくれないとWASの層が薄すぎてしまう。
ウーブレイには相当頑張ってもらわないと困る。
 
ただ、一番のポイントは別にある。
ブラッドリー・ビールの復調は、WASの勝利には欠かせないだろう。
 
ビールは、12得点でFG6/20、3P0/6という結果に終わった。
ウォールは、29得点(10/12)、7アシストを記録した。
 
ATLは、ミルサップが29得点、14リバウンド、2ブロック、シュリューダーが27得点、9アシスト、プリンスが16得点(7/10)を記録し、勝利に大きく貢献した。
 

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