選手名鑑:ケリー・ウーブレイ
<プロフィール>
本名:ケリー・ポール・ウーブレイ・ジュニア(Kelly Paul Oubre Jr.) #12
ポジション:SF
身長 体重:2.01cm 93kg
1995年12月9日生まれ。(21歳)
ルイジアナ州ニューオーリンズ出身。
<攻撃型のしつこいディフェンダー>
ウーブレイは、2015年ドラフトで1巡目15位でATLに指名され、直後にWASに移動した。
サマーリーグでは6試合に出場し、PPG16.8、RPG5.7を記録し、NBAでも通用できることをアピールをした。
シュートは左手で放つ為、ブロックもされ辛い。
チームメイトのマーキーフ・モリスと同じカンザス大学出身のウーブレイは、ルーキー時代の昨シーズン、平均出場時間はたったの10分程度。
しかし、今シーズンは、平均出場時間が20分前後になっており、昨シーズンと比べると2倍にまで増えている。
SFのローテーションにも組み込まれ、今シーズンまだ2年目のウーブレイは、PPG6.3、RPG3.3を記録をしている。
特に、ベンチから出場するウーブレイは、ディフェンダーとしてチームに貢献している。
執拗なディフェンスで相手選手にプレッシャーを与え、ミスを誘発させることを得意とする。
まだ21歳と若いウーブレイは、今シーズンのプレイオフ経験を力にし、NBAでプレータイムを獲得する為、より成長していかなければならないだろう。
力強いダンクに加えて、3Pシュートの精度を磨き、味方のアシストから効果的な3Pを決めることが出来れば、オフェンスでの活躍も期待出来る。
ディフェンスでも相手チームのエースとマッチアップ出来るくらいのさらに高い守備力を身に付けられれば、ブルース・ボウエンやラジャ・ベルのような形でチームに貢献することができるだろう。
2016-2017、ウーブレイは、強豪CLEを相手にFG7/8の16得点を記録した。
<3Pシュートを武器に加え、シックスマンへの飛躍>
2017-2018、ウーブレイにとって3シーズン目となるシーズン。
スター選手にとって、3年目は、飛躍する年でもある。
例えば、ケビン・デュラントは、2007-2008からNBAデビューを果たしたが、そのシーズンのデュラントの成績は、1試合平均20.3得点だったが、3シーズン目には1試合平均30.1得点に飛躍している。
デリック・ローズは、ルーキーシーズンで1試合平均16.8得点を記録したが、3シーズン目は、1試合平均25.0得点で飛躍した。
そして、ウーブレイもこのシーズンは、飛躍の年となる。
1試合平均出場時間は、27分程度で前のシーズンよりも7分以上長く出場しており、ベンチから1試合平均11.0得点以上を記録している。
リバウンドも1試合で5本以上取っており、執拗なディフェンスで相手にぴったりマークし、そこからスティールを狙えるテクニックも特徴的。
オフェンスでもこのシーズンからは、シックスマンとしての起爆剤の役割を担っている。
オフェンスが停滞している際は、ベンチから出場して強気な姿勢でシュートを狙ってくる。
シュートを放つことに迷いがなく、このシーズンから3Pシュートを武器にするようにもなっている。
1試合で平均4本程度の3Pシュートを放ち、3P成功率38.5%以上を記録しており、3Pシューターと呼べるだけの成績を残している。
新たな武器を手にしたウーブレイは、2016-2017から、
・思い切りの良い3Pシュート
・執拗な粘り強いディフェンス
これらを武器に、WASのシックスマンでの地位を確立しつつある。
今後の成長に期待できる選手だろう。
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