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WAS、勝てそうで勝てないBOS戦

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<BOS vs WAS 第3戦はビールの復調に期待>

現地4月2日に行われたWAS vs BOSのイースタンカンファレンス・セミファイナル第2戦は、オーバータイムの末、119対129でBOSが勝利し、シリーズを2連勝で飾った。
 
BOSは、試合終盤に点差を離されてもアイゼイア・トーマスがすぐに得点を奪い、追いついた。
フリーでの3Pは必ず決めていた印象がある。
やはり、得点ランキング3位という成績はダテじゃない。
 
シュートに迷いがなく、自信を持ってプレーしている為、試合終盤でのプレッシャーがかかる場面でも積極的に得点を奪うメンタルの強さも見られた。
 
逆に、前半絶好調だったジョン・ウォールは、後半に失速し、大事なところで得点を取れず、逆転負けを喫した。
 
WASは、連敗でホームに戻ることになり、あと1敗でもしたら大手をかけられてしまうというプレッシャーのかかるシリーズになってしまった。
 
第3戦は、もう間も無く始まるが、WASのマーキーフ・モリスの足首は、良くなさそうだ。
 
第2戦の第1クォーター序盤でモリスは、3Pシュートを決めたが、その際、飛べていないだけでなく、やや足首を庇ったシュートになっていたように見えた。
また、エイブリー・ブラッドリーとのジャンプボールの時も庇ってしていた。
とにかく終止動きがぎこちなかった。
 
第4クォーターでは、111対112でBOSが1点リードしている場面でトーマスとの1on1もみられた。
トーマスは、モリスをドリブルで翻弄し、足首を崩すアンクルブレイクをやってみせた。
だが、その際のモリスは、アンクルブレイカーをやられたというより、足首の痛みでディフェンスに付くことができなかっただけだっただろう。
 
モリスの足首の状態が完治しているとは言い難いの現状、第3戦も厳しい闘いを強いられるだろう。
 
WASが今回のシリーズで苦戦しているのは、ファウルトラブルが一つ原因として挙げられる。
ケリー・ウーブレイやモリスのファウルが多く、その分、プレイタイムが少なくなってしまう。
特に、モリスはスターターでチームの中でもウォール、ビールに続く第3の主力メンバーでもあるだけに、出場時間が制限されるのは辛い。
 
そして、ファウルが増えれば相手のフリースローチャンスも増えるのでじわりじわりと突き放されてしまいがちになる。
 
前半でのファウルは、なるべく控えていきたいものだ。
 
もう一つ、第2戦に勝てなかったWASの大きな原因は、ウォールの相棒であるブラッドリー・ビールの不調だ。
 
ビールは、今プレイオフでやや波があるような印象を受ける。
シューターなので当然シュートが入らなくなる時はあるが、ビールの得点が伸びない限り、ウォールがいくら頑張っても勝つことはできないだろう。
 
ウォールとビールのオフェンスでの得点力はWASにとって重要だ。
 
第3戦は、WASがホームでBOSを迎え撃つ。
この第3戦を落としてしまうようであれば、今シーズンの終わりにリーチをかけることになってしまう。
 
WASのホームで試合が行われるのであれば、ビールのシュートタッチも戻ってくるとは思うが、引き続き、ウォールの活躍とベンチメンバーの得点力も必要になるだろう。
 
 
ウォールは、40得点、13アシスト、3スティール、3ブロックを記録し、トーマスは、53得点、4アシスト、3スティールを記録している。
トーマスの得点を25得点以内に抑えることができれば、WASの勝利は大きく考えられる。
 
注目の1戦にドキドキだ!