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GSW vs UTA セミファイナルプレビュー

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<GSW優位の噂に潜むUTAの底知れぬチーム力>

UTAは、LACとのファーストラウンドで第7戦まで粘り、最後は打ち負かした。
むしろ、LACが粘って第7戦まで辛うじて繋げたと言っても過言ではないシリーズになった。
 
ブレイク・グリフィンの欠場も影響したとはいえ、UTAも第1戦から第3戦までインサイドの要、ルディ・ゴベールを怪我で欠いていた。
そんな中、第1戦を勝利で飾った実力もある。
続く第2戦第3戦には敗戦したが、ゴベールが戻った第4戦からは2連勝し、最終的にファーストラウンドを突破している。
 
若手選手とベテラン選手の融合でバランスの取れたUTAのチーム力は、底知れない。
 
そのUTAが次のセミファイナルで対戦する相手は、優勝候補のGSWだ。
レギュラーシーズンでも3回対戦したが、GSWが2勝しており、ウエスタンカンファレンスの王者は断然有利とみられている。
 
しかし、考えてみて欲しい。
レギュラーシーズンで平均失点がリーグ最少の96.8得点を記録したUTAがLACを負かすと予想した方は、少なかったではないだろうか。(因みに私、当たっちゃいました!お金は賭けてないです。)
それを考えると、GSWにUTAが勝てる可能性はまだ残されているかもしれない。
 
今回ばかりは、GSWが勝ち上がることを予想するが、UTAの強さにも注目して欲しい。
 
レギュラーシーズンではGSWが2勝1敗という成績を残したが、実は、UTAはGSW戦をベストメンバーで戦うことは1度もなかった。
 
最初に対戦した12月8日の試合は、106対99でGSWがロードで勝利しているが、UTAはエースのゴードン・ヘイワードとSASのグレッグ・ポポビッチHCの元で経験を積んだバスケットIQの高いPG、ジョージ・ヒルが欠場していた。
 
ヒルは、12月20日に行われたGSW戦の負け試合にも欠場していた。
 
レギュラーシーズン3度目の対戦は、シーズン終盤の試合でGSWのクレイ・トンプソンが欠場したものの、ヘイワード、フッドを欠いたUTAが105対99で勝利している。
 
また、3試合ともUTAのPFで期待されているデリック・フェイバースは出場していない。
 
そのUTAがプレイオフではゴベールの怪我も回復して、ついにスターターが揃った状態でGSWに挑む。
 
対するGSWは、ケビン・デュラント、ショーン・リビングストン、マット・バーンズも復帰したようで、こちらもスターター、ベンチ層が厚く、王者に相応しいラインナップになっている。
 
GSW vs UTAは、現地5月4日に行われるカンファレンス・セミファイナルでようやくベストメンバーで対戦することになる。
 
UTAのキープレイヤーは、ゴベールだろう。
レギュラーシーズンではGSW戦に全て出場しており、PPG16.0、RPG17.3、BPG1.7、FG成功率76.9%を記録している。
フェイバースとゴベールでインサイドを支配すれば、安定して得点を取ることができるだろう。
 
ベテランのジョー・ジョンソンの活躍も不可欠だ。
GSW戦でPPG15.3、3P成功率56.3%を記録しているジョンソンは、ファーストラウンド同様、カンファレンス・セミファイナルでも頼れる存在になってくれるだろう。
 
ここへきて、オフに獲得したベテラン3選手(ジョー・ジョンソン、ボリス・ディアウ、ジョージ・ヒル)が、UTAのチーム力をさらに底上げしてくれている。
 

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デュラントにマッチアップするのは、ディフェンスの良いジョー・イングルスになる予定。
GSW戦での平均スティール数は、2.3本を記録している。
ヒルとフッドがカリー、トンプソンをどこまで抑えられるかも重要だ。
 
 
さあ、いよいよ明日から始まるこの好カードだが、同じ日にウィザーズ戦もあるので忙しくなりそうだ。
 
LACを破ったUTAが、ウエスタンカンファレンス王者のGSW相手にどこまで闘えるか、注目してみよう。