来季に向けて、WASの補強を勝手にゆる〜く考えてみた
<WAS、今オフにゴータットをトレード!?>
WASは、来シーズンに向けてオフにいくつかの選択をしなければならない。
一つは、ベテランセンターのマーチン・ゴータットのトレード問題。
二つ目に、ベンチメンバーの強化。
今シーズン、大成長したオット・ポーターJr.とトレードデッドラインで獲得し、プレイオフでも3Pショットを高確率で決め、チームに大きく貢献したボヤン・ボグダノビッチが制限付きFAとなる。
また、ジョン・ウォールのバックアップを務めたブランドン・ジェニングス、トロイ・バークはWASとの取引はなく、FAとなる予定だろう。
ボグダノビッチは、「ここでプレーすることを願っているが、FAとして他のチームも見るだろう。」と語っている。
ポーターとボグダノビッチは、WASにとって必要な存在であり、必ずWASに戻ってくるはずだ。
ボグダノビッチは、今シーズンWASで26試合しかプレーしていない。
来シーズン1年を通してWASでプレー出来れば、チームプレーも上手くいくようになり、さらにパフォーマンスが向上するだろう。
WASでの26試合の成績は、MPG23.1、PPG12.7、FG成功率45.7%、3P成功率39.1%と高確率を記録した。
BOSとのカンファレンス・セミファイナルでは、MPG19.1、PPG8.1、FG成功率43.9%、3P成功率39.1%と欲しいところで3Pショットを決めてくれた。
来シーズンもベンチメンバーの層を厚くしてくれるプレーヤーの一人だろう。
ポーターも同様に、WASの核となるプレーヤーとして期待したい。
今シーズン、急成長を遂げたポーターは、3P成功率でもリーグ全体で3位の43.4%を記録し、PPG13.4とチームに大きく貢献した。
ロールプレイヤーとして、チームのシステムやチームに求められていることを理解し、献身的なプレーをしてくれる。
ディフェンスでもハッスルプレーをしたりと、23歳のまだ若いポーターはのびしろがかなりあるだろう。
BOSとのカンファレンス・セミファイナルではウォール、ブラッドリー・ビールに次いでチームで3番目のスコアラーとしてPPG14.1を記録した。
今シーズン、プレイオフで13試合を闘い、経験を積んだポーターは、これから年齢を重ねていくにつれてリーグでの価値が段々と上がっていくに違いない。
今オフWASは、ポーターとボグダノビッチをチームに留めるはずだ。
そして、WASはマーチン・ゴータットのトレード問題の解決もしないといけない。
ゴータットをトレードすれば、イアン・マヒンミがスターターとしてセンターを務めることが高くなる。
そうなると、インサイドの控えの補強も必要になってくる。
比較的若いプレーヤーの多いWASには、ベテランの良い指導役がいると良いのかもしれない。
ゴータットとのトレードでの見返りと、今オフのFAでチームにフィットしそうなプレーヤーを獲得することがWASのベンチ層を厚くすることになる。
今オフのFA選手を見ると、PGの控えとしては、アップテンポなバスケットを得意とするタイ・ローソン、PGらしい基本に忠実で新人王を受賞した経験を持つタイリーク・エバンスあたりがフィットする気がする。
ただ、ローソンは、攻撃型なので味方にパスを供給しながらの展開だと自分のリズムが崩れてしまう傾向がある。
それでもシックスマンとして活躍できるだけの実力は持っているだろう。
エバンスは、毎年怪我に悩まされており、思うようなプレーをできずにいる。
万全な状態であれば、ウォールのいない時間帯を埋めてくれる最高の控えPGになる予感。
センターのFA選手を見ると、ロイ・ヒバートやジャベール・マクギーあたりが手の届く範囲のプレーヤーではないか。
マヒンミの控えで指導役としても期待したいのでベテランセンターを探したい。
個人的にはゴータットはチームに残って欲しい。マヒンミは怪我が多いので心配だ。
若いビッグマンの獲得をして欲しい。
私が若くて将来有望なビッグマンとして注目しているのは、SACのウィリー・コーリー・スタイン。
ウォールとのコンビネーションを見てみたいものだ。
WASにかなりフィットしそうな感じがするが、気のせいかな。
今オフ、WASはゴータットをどうするか、補強がどうなるか、まだ今シーズンは最後まで終わっていないが、今から楽しみだ。
ウォールの契約終了までは残り2年。
それまでにどうにかして強豪WASを創り出したいものだ。