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WAS、セミファイナル第1戦の敗因と改善策

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<流れを変えたのはクラウダーの3P>

現地4月30日に行われたWAS vs BOSのカンファレンス・セミファイナル第1戦は、111対123でBOSが勝利した。
 
WASは、試合開始から良いスタートを切り、14対0と一気にリードを奪った。
前半のマーチン・ゴータットのインサイドでの存在感は大きく、オフェンスリバウンドを量産し、1試合を通して8本を記録した。
 
前半を終了して64対59でWASがリードをして試合を折り返したが、第3クォーターからBOSに流れを持っていかれて痛い1敗を記録した。
 
第1戦は、WASにとって重要な試合だった。
ホームコートアドバンテージを保持されているだけに、先にシリーズの流れを作っておきたいところだった。
しかし、BOSに初戦を取られたことでシリーズの流れは、完全にBOSが掴んでしまった。
乗せてしまったBOSを第2戦でWASが負かすことは困難だろう。
 
ただ、後半にBOSがウォールやインサイドに対してのディフェンスを立て直してきたこともあるが、WASの戦力ダウンがあったことも試合の流れを譲ってしまった大きな原因だっただろう。
 
それは、第2クォーター途中で起きた出来事。
攻守で活躍していたマーキーフ・モリスがバスケットカウントを獲得したシュートの際に、アル・ホーフォードの足の上に着地してしまい、足首捻挫で負傷退場してしまったのだ。
 
WASではジョン・ウォール、ブラッドリー・ビールに次いでチームで3番目の主力選手といっても過言ではないモリスの退場は、選手層の薄いWASにとって大きな痛手になった。
 
また、ウォールのターンオーバー8本という記録も敗因に挙げられる。
チームで合計12本のターンオーバーを記録し、そのうちチームリーダーが8本というのは辛い。
しかも、点が欲しいところでのターンオーバーが目立ってしまったのだ。
 
そして、もう一つ挙げられる敗因は、ジョー・クラウダーに3Pを8本中6本も決められたこと。個人的にはこれが相当ダメージが大きかったと思う。
 
クラウダーの3Pには警戒し、必ずフリーで打たれないようにピッタリ張り付いていないといけない。
レギュラーシーズンでもクラウダーは、WAS戦で好調を維持してきた。逆に、このクラウダーの3Pをシャットダウンすれば、BOSの勢いと共に得点力も下げられるだろう。
 
 
第2戦を前に、WASに朗報。
足首を捻挫したモリスが第2戦で復帰する予定がある。
これで、インサイドではゴータットとモリスでイニシアチブを取ることができる。
 
第1戦は、3P成功数がWASが10本(10/23)に対してBOSが19本(19/39)とほぼ倍の本数を決められている。しかも確率も高い。
 
WASは、クラウダーにプレッシャーを与え続け、ディフェンスのローテーションを修正し、3Pシュートをフリーで打たれない状況を作らなければ、勝利は難しいだろう。
 
第2戦も注目しよう。