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選手名鑑:オット・ポーターJr.

ワシントン・ウィザーズ(WAS) ワシントン・ウィザーズ(WAS)-選手名鑑 選手名鑑

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<プロフィール>

本名:オット・ポーター(Otto Porter Jr.) #22
 
ポジション:SF
 
身長 体重:2.03cm 90kg
 
1993年6月3日生まれ。(24歳)
ミズーリ州セントルイス出身。
 
 
NBA入団前は、ジョージタウン大学で2年間プレーし、2年生時にはビッグイースト・カンファレンスというアメリカ東海岸中心の17大学内で最優秀選手に選ばれた。 
その後、2013年NBAドラフトにアーリーエントリーし、1巡目3位という上位でWASから指名された。
 
2013年ドラフトでは、現OKCでウェストブルックの影に隠れているが、高い潜在能力を秘めているであろうビクター・オラディポやスティーブン・アダムス、今シーズンブレイクしたインサイドのディフェンダー、ルディ・ゴベールやDALのナーレンス・ノエルがいる。
また、オールスターにも選出されたヤニス・アンテトクンポも同じ年の選出である。
 
 

<チームプレーに徹するバスケットIQの高いスウィングマン>

2013-2014、ルーキーシーズンは、スターターにトレバー・アリーザがいた為、37試合に出場したものの、平均8.6分しかプレーできず、WASでの戦力としてはまだ数えられていなかった。
 
2014-2015、ポーターにとって2年目のシーズン。
WASは、昨シーズンのプレイオフで経験不足だったチームを立て直す為、ベテラン選手の補強を重要視した。
BOSからポール・ピアースを獲得し、SFのスターターとして起用することになった。
控えにはマーテル・ウェブスターがいたが、若手育成の為にポーターも出場機会が増えていった。
そして、ウェブスターがシーズン中に解雇されると、ついにポーターがSFのローテーション入りを果たす。
 
74試合、主にベンチから出場を果たしたポーターは、MPG19.4、PPG6.0、RPG3.0、FG成功率45.0%、3P成功率33.7%を記録した。
 
プレイオフでは10試合にベンチから出場すると、平均33.1分の出場時間を与えられ、PPG10.8、RPG8.0リバウンド、SPG1.2を記録し、レギュラーシーズン以上の活躍を見せた。
 
2015-2016、ポール・ピアースがLACへ移籍し、若手選手中心のメンバーに生まれ変わったWAS。
このシーズンからポーターはスターターの地位を確立した。
若手選手の育成期間とも言えたこのシーズンは、チーム成績としては41勝41敗で勝率5割でレギュラーシーズンを終えた。
これまでのイースタンカンファレンスならば、勝率5割あればプレイオフ出場が確実だったが、同シーズンからは、イースタンカンファレンスのチーム力が向上し、プレイオフ進出を逃してしまった。
 
だが、ポーターは、DAL戦で28得点を記録し、今後の成長を期待させる活躍を見せた。
 
ポーターは、MPG30.3、PPG11.6、RPG5.2、APG1.6、SPG1.4、FG成功率47.3%、3P成功率36.7%という成績を残し、アウトサイドシュートやディフェンスでも貢献できることをアピールした。
 
2016-2017、23歳になったポーターは、徐々にNBAに適用してきて、怪我もなく80試合に全てスターターとして出場した。
 
BOS戦ではキャリアハイの34得点を記録し、14リバウンド、3ブロック、3スティールと大暴れした。
 
 
同シーズンの成績は、MPG32.6、PPG13.4、RPG6.4、SPG1.5、FG成功率51.6%、3P成功率43.4%を記録した。
シュートアテンプトもキャリアで最も多く、平均試投数10.0を放って成功率を5割以上に乗せるという見事な成長を遂げた。
 
3P成功率は、リーグでも3位の成功率を収めた。
因みに、1位はカイル・コーバーの45.1%だった。
 
プレイオフでも実力を発揮しているポーターは、どちらかというと、SASのダニー・グリーンのようにアシストから3Pを決める選手なので、自ら得点を決める力を付けていけば、得点力は飛躍的に上がるだろう。
 
プレースタイルは、ジェームズ・ポージーに似ている。
3Pを武器として、時にはパワフルなダンクを披露し、ディフェンスでは相手選手にしつこく付いていき、スティールやブロックを決める。また、リバウンドでも貢献できる力を持っている。
 
WASは、ウォールやビールを若い頃から育て上げてきた経験がある。
この二人のように、ポーターが成長していくことは時間の問題かもしれない。
 
 
 
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