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第4シード確定のWAS、さらなる向上を

 

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<レギュラーシーズン残り試合での闘い方>

さて、レギュラーシーズン残り2試合程度になった今シーズンのNBA
WASは、現地4月10日の午後8時に行われるDET戦にジョン・ウォールを出場させない意向を示している。
ウォールは、怪我のため欠場という形になっているが、おそらくプレイオフに備えての休養だろう。
 
現在4位のWASは、3位のTORとのゲーム差が1.5ゲームある。
地区優勝を果たしているので5位に落ちることはないし、残り2試合を勝利したとしても3位に浮上することはない状況だ。
 
TORは、レギュラーシーズンの残り試合がCLEとの1試合のみとなっており、たとえそれに負けてWASが2勝したとしてもWASとTORの成績は、50勝32敗と同じになる。
タイブレークではTORが勝利しているので、WASは結局4位という順位には変わりない。
WASはすでに第4シードが決まったのである。
 
だとすれば、ここまでエースとしてチームを牽引してきたウォールを休養させるには絶好のタイミングだろう。
WASとしては、ウォールだけでなく、相棒のブラッドリー・ビールも休ませたいところだろう。
 
ただ、そう何人も主力メンバーを休養させることが簡単にはできなくなっているのだろう。
今シーズンは、GSWやCLEが主力メンバーを温存して、リーグからNBAの運営に良くないことと警告が出たことがあった。
そんな出来事があれば、大っぴらにはできないだろう。
 
また、DETにとっては、忘れられない日になるだろう。
オーバーンヒルズのDETのホームアリーナは、来シーズンから新アリーナに移転することになるからだ。
1988年以来、20年近く使用された伝統的なアリーナは、WAS戦で最後となる。
会場にはこれまでのレジェンドも訪れるのだろう。
 
 
WASのブラッドリー・ビールは、前の試合でMIAに106対103で敗戦後、チームがレギュラーシーズンで良い終わり方をすることが重要だということを感じ、集中力を切らさずに最後までプレーし、どういうチームになりたいか、再確認することが必要だと述べている。
「プレイオフに入り、闘志を燃やすか、早く帰ることを満足するチームでいいのか。」もう一度、自分自身に問いてみる必要があると考えているようだ。
 
そう、プレイオフはレギュラーシーズンのように簡単にはいかない。残り2試合でベンチ陣中心のメンバーがチームに貢献する必要があるだろう。
ルーキーのウーブレイやBKNから加入したシューターのボグダノビッチやサトランスキー、インサイドの控え選手のイアン・マヒンミあたりが活躍していかなければ、ウォールやビールの負担が大きくなり、柔なチームになってしまい兼ねないだろう。
 
レギュラーシーズン残り2試合だが、プレイオフを勝ち進むのであれば、さらなるチーム力の向上は、まだまだ不可欠だ。