NBA FAN's-GYM

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選手名鑑:ジョン・ウォール

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<プロフィール>

本名:ジョナサン・ヒルドレッド・ウォール・ジュニア(Johnathan Hildred Wall Jr.) #2
 
ポジション:PG
 
身長 体重:1.93m 88kg
 
1990年9月6日生まれ。(27歳)
ノースカロライナ州ローリー出身。
愛称:Optimus Dime(オプティマスダイム),Dish(ディッシュ)
 
WASのフランチャイズプレーヤー、ジョン・ウォール。
NBA屈指のスピードを武器にするポイントガード。
 
 
2010年ドラフト全体1位でWASへ入団したジョン・ウォール。
NBA入り前から注目を浴びており、入団直後にリーボックとバッシュの契約をする。
 
名門、ケンタッキー大学で1年プレーした後に2010年のNBAドラフトへアーリーエントリーしたウォールだが、2009年ドラフトで指名されたブレイク・グリフィンが怪我で1年間プレー出来ず、2010年にデビューしたことにより新人賞を惜しくも逃してしまう。
 
2010年ドラフトには、エバン・ターナーや暴君デマーカス・カズンズ、UTAのハンサムエース、ゴードン・ヘイワード、INDのフランチャイズプレーヤー、ポール・ジョージ、エリック・ブレッドソーなどがいる。
 
過去の受賞歴は以下の通り。
 
☆受賞歴
・NBAオールスター 4回
・オールディフェンシブ2ndチーム 1回
・オールルーキー1stチーム 1回
・スラムダンクコンテスト 1回(2014)
 
NBAオールスターには2014年から4年連続で選ばれている。
今後も長い間、NBAを担っていくプレーヤーであることは間違いないだろう。
 
NBA入団に至るまでのウォールには、様々な試練が待ち受けていた。
 
ウォールは、複雑な家庭環境で育った。
父親は、ウォールが産まれる前に犯罪を犯して服役していた。
母親は、一人で働きながらウォールを育てたが、ウォールは学校ですぐに問題を起こし、母親はその度に学校へ呼ばれていたという。
 
父親が服役していることは、幼いウォールには知らされていなく、余命残りわずかなになったところでウォールの元へ父親が戻ってきた。
しかし、父親との時間は長くなかった。
そのような複雑な家庭環境からか、ウォールは荒れていった。
 
そんな中、ウォールはバスケットを通して更生させられ、徐々に感情をコントロールすることができるようになった。
 
そして2010-2011、ウォールはNBAデビューを果たす。
WASでのルーキーシーズン、ウォールはすでにフランチャイズプレーヤーとしての活躍を期待されてのスターター起用。
 
期待に応えるかのように毎シーズン成長をしていく。
 
 

 
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<ド派手なデビューから再建チームでの下積み>

2010-2011、ジョン・ウォールにとってのルーキーシーズン。
NBAデビュー戦は、ORLとの試合だった。
当時20歳のウォールは、デビュー戦から35分の出場時間を与えられ、14得点、9アシスト、3スティールを記録した。
2試合目は、ATLとの試合で28得点、9アシストを記録し、パスも得点力もあることをアピールした。
しかし、チームは開幕2連敗を喫した。
 
デビューから2試合は、ロードでの試合となったが、3試合目は、ついにホームでの試合となり、WASのファンの前でウォールが初めてバスケットを披露した。
 
ホームのデビュー戦でいつになく気合が入っていたのか、この日のウォールの成績は、28得点、13アシスト、9スティールを記録し、チームを勝利に導いた。
 
デビューから3試合連続で9アシスト以上を記録した選手は、ウォールが史上2人目だったようだ。
 
また、デビューから6試合目のHOU戦では、19得点、13アシスト、10リバウンド(6スティール)でトリプルダブルを達成した。
トリプルダブルを最速で達成したプレーヤーがマジック・ジョンソンで、デビューから5試合目だった。(15得点、10アシスト、10リバウンド)
そのマジック・ジョンソンに次ぐデビューから6試合目でのトリプルダブルを達成したウォール。
デビュー早々でのこの大活躍っぷりは、今後、NBAを担っていくプレーヤーになっていくことをリーグに知らしめた。
 
ルーキーシーズンの成績は、PPG16.4、APG8.3、SPG1.8を記録したが、このシーズンは、ブレイク・グリフィンがPPG22.5、RPG12.1、APG3.8を記録したことにより、新人賞を惜しくも逃すが、投票数は、グリフィンに次いで2位となった。
 
ジョン・ウォールは、1年目から見事なシーズンを送り、これまでWASを支えてきたエース、エージェントゼロことギルバート・アリーナスに代わるニューヒーローの誕生となった。
 

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2年目のウォールは、PPG16.3、APG8.0、SPG1.4を記録し、安定した活躍ができることを証明し、チームのプレイメーカーとしての地位を確立した。
 
2012-2013、ウォールにとって3シーズン目になる年だが、このシーズン序盤、ウォールは怪我で数試合を欠場した。
しかし、復帰したウォールはさらなる成長を見せ、1試合平均18.5得点をマークした。
 
 
また、このシーズンからWASにはウォールの相棒となるブラッドリー・ビールが入団した。
ウォールがドライブで切り込んでいくタイプだとしたら、ビールはアウトサイドシュートを得意とするプレーヤーだ。
 
ウォールからビールというオフェンスパターンも生まれ、1年目からビールは、PPG13.9、3P成功率38.6%とアウトサイドシューターの実力を見せつけ、WASのバックコートコンビは、リーグでも注目され始める。
 
また、このシーズンからWASにはウォールの相棒となるブラッドリー・ビールが入団した。
ウォールがドライブで切り込んでいくタイプだとしたら、ビールはアウトサイドシュートを得意とするプレーヤーだ。
 
ウォールからビールというオフェンスパターンも生まれ、1年目からビールは、PPG13.9、3P成功率38.6%とアウトサイドシューターの実力を見せつけ、WASのバックコートコンビは、リーグでも注目され始める。
 
 

 

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<WASの低迷期を救ったウォール&ビール>

2012-2013は、ウォールとビールがコンビを組む最初のシーズンということで、まだまだ再建段階のWASだった為にチーム成績も29勝53敗と大きく負け越してシーズンを終了した。
 
ただ、ウォールは、今後もWASのエースとして大活躍してくれる逸材だろうと期待したフロント陣は、ルーキー延長契約でさらに5年の契約を交わした。
当時、この契約が妥当なものだと考えたファンやメディアは、あまり多くはなかったのではないだろうか。
 
なぜなら、まだ若いウォールは、3シーズンを通してチームを勝利に導くような結果に結びつけておらず、プレイオフ経験もなかったからだ。
 
しかし、そんな不安もするだけ無駄だった。
2013-2014、ウォールにとっては4年目のシーズン。
 
このシーズンのウォールは、契約の延長もあり、絶好調だったと言えるだろう。
PPG19.3、APG8.8、SPG1.8、FG成功率43.3%、3P成功率35.1%という成績を残した。
また、シーズントータルアシスト数では、721本を記録し、2位のリッキー・ルビオの704本を大きく上回り、リーグベスト記録を獲得した。
 
得点力も上がり、スティールの多さからもディフェンスの良さがわかるだろう。
3P成功率は、現在までの7シーズンでキャリアベストの成功率を残した。
 
相棒のブラッドリー・ビールは、PPG15.3、3P成功率40.9%とこちらもキャリアベストをマーク。
 
二人のバックコートコンビを中心にしたWASは、44勝38敗という成績でイースタンカンファレンス5位で6年振りのプレイオフ進出を決めた。
ウォールは、もちろん初のプレイオフに挑む。
 
初戦の相手は、4位通過のCHI。
ホームコートアドバンテージのないWASだが、ベテランのアリーザ、ネネイの活躍もあり、ウォールはレギュラーシーズン同様、チームのゲームメイカーとして、得点ではPPG18.8を記録し、アシストとスティールはチームトップの記録を残し、それぞれAPG6.8、SPG2.2でシリーズ制覇に大きく貢献した。
 
結果的にシリーズは、4勝1敗で制し、6年振りのプレイオフでカンファレンスセミファイナルまで駒を進める。
 
2回戦のIND戦では、ウォールは厳しいマークに合い、ゴール下には7フッターのロイ・ヒバートが構えていることもあり、プレイオフ初出場で経験の浅いウォールにNBAの洗礼が襲いかかった。
若きチームのエースなら誰しもが通る道をこのシーズンでウォールは経験をした。
 
ウォール率いるWASは、2014-2015にプレイオフ経験豊富なベテラン、ポール・ピアースを獲得する。
ピアース獲得でオフェンスパターンが増えたWAS。ウォールは、自身の得点をPPG17.6としたが、アシストは前年度と比べて1.2本多いAPG10.0を記録した。
 
得点もアシストもスティールでも見せるゲームメイカーのウォールだが、ウォールの凄さは、まだ他にもある。
それは、PGというポジションでありながら豪快に決めるダンクとブロックだ。
 
ウォールは、シュートは右手で打つがダンクは左手で決める。
右と左を使い分けており、左手から放たれるダンクは豪快だ。
その凄さは、2014年のスラムダンクコンテストで優勝する程のものだ。
 
また、ブロックも豪快に決める。
スピードのあるウォールは、ハリーバックから跳躍力を活かして豪快にブロックをするシーンを何度も見せてくれる。
それは、PGとは思えない程のものだ。
 
得点、アシスト、スティール、ブロック、ダンクと何でも出来てしまうウォールに、3Pまで高確率で決まるようになってしまえば、NBAでウォールを抑えられる選手は、ごく僅かな選手に限られてしまうだろう。
 
ウォールは、このシーズンに自身初のオールスターゲームに出場することになった。
プレイオフ出場が与える影響は大きく、その波は、オールスター出場にも影響を与えることが多い。
知名度もファンもさらに増やしたことだろう。
ウォールは、このシーズンから現在まで4年連続でオールスターゲーム出場を果たしている。
 
2014-2015 highlight (TOP9が個人的に好き)
 
チームは、2年連続でプレイオフに5位で出場すると、1回戦はATLと対戦する。
PPG17.3、APG12.5、さらにBPG1.0を記録し、4勝0敗のスイープで2回戦へと進む。
ロードでの1試合目は、ウォールが18得点、7リバウンド、13アシスト、3ブロックとオールラウンドな活躍をして勝利したが、この試合でウォールは左手首を負傷する。
続く3試合を欠場したウォールは、2勝2敗で第5戦、第6戦と復帰を果たすが、いずれも僅差で勝利を逃し、シーズンを終えた。
ウォールは、このシリーズでPPG17.7、RPG5.7、APG11.0、SPG2.3、BPG2.0と驚異的な数字を残した。
 
2015-2016、ポール・ピアースが退団すると、WASは比較的若いメンバーを中心のチーム構成にシフトしたが、イーストの激戦シーズンとなり、勝率5割でもプレイオフには進出することができなかった。
だが、PGでありながら10月28日のORL戦では5ブロックを記録し、クラッチシュートも決める活躍を見せるなど、ウォール自身は好調を維持した。
 
  
 

 
2016-2017、ビールとのバックコートコンビは、注目度が徐々に上がってきた。
ウォールは、この年にキャリア最高の得点アベレージを見せ、より進化した姿を見せつけてNBAオールスターにも出場した。
レギュラーシーズンの成績は、PPG23.1、RPG4.2、APG10.7、SPG2.0、BPG2.0、FG成功率45.1%を記録した。
 
さらにプレイオフに入ると、最高のパフォーマンスを披露し、ウォールのスーパープレイ集を見ているかのようなハイライトシーンを数時間でいくつも見せてくれた。
ウォールがゴールにアタックすれば、確実に得点が取れるくらいの勢いを見せ、PPG27.2、APG10.3、SPG1.7、BPG1.2、FG成功率45.2%、3P成功率34.4%という驚異的な数値を記録した。
 
リーグ全体のPGの1試合平均ブロック数が0.1とほぼないに等しい数字の中、ウォールは平気で1試合に何本もブロックをする高い身体能力を持っている。
 
2017-2018、ウォールのコンディションはあまり良いとは言えなかったが、彼のスピードとドライブからのアシストは、調子が良ければ無敵状態だった。
 
だが、膝の手術で1月末からチームを離脱すると、次第にWASも低迷し、一時はイーストの4位に位置していたが、終わってみればプレイオフ圏内ギリギリの8位でシーズンを終えることになった。
 
ウォールが復帰したのは、3月末あたりでシーズンを通して41試合の出場に留まった。
オールスターにも選出されていたが、これも怪我により辞退している。
 
レギュラーシーズンの成績は、PPG19.4、RPG3.7、APG9.6、SPG1.4、BPG1.1、FG成功率42.0%、3P成功率37.1%を記録した。
 
このシーズンでもPGでブロックなんて1試合平均0.1程度と稀にも関わらず、ウォールは、後ろから飛びかかる豪快なブロックを1試合平均で1本は見せてくれる。
 
とんでもない身体能力を持っているWASのエースは、怪我を恐れないNBA最速の男である。
 
このシーズンのプレイオフ1回戦の相手は、イースト首位のTOR。
ウォールが怪我をしてからまともに試合に出場できたのは、プレイオフに入ってからだ。
 
このシリーズでコンディションを整えながら試合に挑むウォールは、今後の全盛期になるであろう時期の為に経験も積んでいく。
 
スピードも身体能力もずば抜けているジョン・ウォールは、まさにNBA最強のPGだ。

 
 

 
 
 
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