NBA FAN's-GYM

減量・ダイエットなどのボディメイクを行う上でのトレーニングや食事の知識・方法をご紹介すると共に、趣味のNBAについて主観的に語り、バスケのパフォーマンス向上に役立つ情報も提供する!!

CLEを負かしたWASのエース、ジョン・ウォール

f:id:zwki-178:20170326235801j:plain

<ジョン・ウォールが勝利に大きく貢献>

 現地3月25日、WAS vs CLEの試合が行われ、127対115でWASが勝利した。
これでイースタンカンファレンス3位のWASは、1位のCLEとのゲーム差を2.5にする。
 
直近10試合ではCLEが5勝5敗と苦戦している為、イースタンカンファレンスの首位争いはさらに激化している。
 
イースタンカンファレンスの上位順位は以下の通り。
 
*現地3月25日付
 
上位4チームは、どこが1位になってもおかしくない状況になっている。
 
CLEのホームで行われたWAS戦では、WASのエース、ジョン・ウォールが躍動する。
第1クォーターで18得点(FG8/8,5ast)を記録したウォールは、試合を通してWASのプレイメイカーとして勝利に大きく貢献した。
37得点、4リバウンド、11アシスト、2スティール、1ブロックをマーク。
 
ウォールは、今季CLEに初勝利をして「プレイオフで対戦するチームにロードで勝てたことは大きな自信になる。」と語っている。
 
 
WASは、今シーズンチームの補強にも成功し、とても良いシーズンを送っている。
 
トレードデッドラインでは、BKNからシューターのボヤン・ボグダノビッチが加入し、インサイドにはイアン・マヒンミが怪我から復帰している。
 
特に、ジョン・ウォールとブラッドリー・ビールのガードコンビは、5年目にして成熟仕切っている。
 
ウォールは、PPG23.0、APG10.8、SPG2.0を記録し、ビールは、PPG23.1、APG3.5、SPG1.0を記録している。
 
ウォールの持ち味は、何と言ってもスピードだ。
ドライブインからのキックアウトは、早過ぎてディフェンスは見ているだけになってしまうくらいだ。
 
ゴール下からキックアウトされたボールは、3Pラインで構えている選手の真正面からボールが送られてくるので、キャッチ&シュートの精度も上がりやすい。
現に、今シーズン途中から加入したシューターのボヤン・ボグダノビッチは、BKNでは3P成功率35.7%だったが、WASでの17試合では、3P成功率40.2%とキャリア最高を記録している。
この辺りにもウォールが与える影響があるのではないか。
 
また、速攻で1対3の場面でもお構いなく突っ込んでいくウォールのプレースタイルには、見ていて興奮する。
ドライブでディフェンスを引きつけてからのアシストも絶妙でNBA屈指のプレイメイカーだ。
 
スピードであれば、現役NBA選手の中で1,2を争うトップクラスの才能を持っている。
ウォールは、スピード、アシスト、スティール、そしてガードで有りながらもブロックまでこなせるオールラウンドプレーヤーなのだ。
 
 
7シーズン目でまだ26歳のウォールだが、3年連続でチームをプレイオフに導き、ここまでキャリアベストなシーズンを送っている。
 
4シーズン連続でオールスター出場も果たしているが、なぜかまだ実力以上の人気を獲得していないように感じる。
 
しかし、今シーズンのプレイオフでは、これまでよりもさらにウォールの魅力がNBAファンに届くだろう。
ジョン・ウォールによる異次元なプレーを堪能して頂きたい。
 
今年のWASは強い。
 
 
皆さんは、イースタンカンファレンス優勝チームは、どこだと思いますか?
私は、CLEが無難だと思うが、WASを応援したい。