来年契約満了のジョージ、憧れのLALへ移籍か
<事前交渉で違反したLALだが、ジョージの獲得は諦めていない>
1ヶ月程前、LALはタンパリング規定違反で50万ドルの罰金を科されていた。
タンパリング規定とは、不正に交渉を行うことを言うが、LALは、今回それを敢行してしまった。
内容は、ポール・ジョージ獲得への事前交渉だった。
ジョージは、今オフINDからOKCへトレードにより移籍をしていた。
NBAでは、選手が他チームと契約している間は、選手との交渉は禁じられている。
その後、OKCにトレードされたジョージだが、LALとの事前交渉ではどのような話をしていたのだろうか。
トレード前は、BOSやLAL、CLEなどへ移籍する可能性が高いと噂されていたが、IND側がイースタン・カンファレンスへジョージが所属することを嫌ったのか、ウエスタンカンファレンスであるOKCに放出することを決定した。
ジョージのLALへ移籍する可能性が高いのは、ジョージがコービー・ブライアントの大ファンであったことが最も大きいのではないか。
ジョージの愛犬の名前をコービーにする程、コービーの大ファンという。
1選手で2着永久欠番になったのは過去1度もなく、コービーが異例である。
それだけ輝かしい功績を残したコービーに憧れているジョージには、LALというチームは他チームとは比べ物にならないくらい興奮するチームなのではないか。
来シーズンは、OKCで1年間闘うことになるが、2018-2019になれば、FAになり、LALへ移籍する可能性は非常に高くなるだろう。
LALは、先日、GSWで優勝経験もあるアンドリュー・ボガットと契約している。
昨シーズンは、CLEで試合に数秒出場し、怪我で全休した。
この怪我の影響が来シーズンに残るか残らないかを調べるシーズンにもなりそうだ。
もし、怪我の影響がなければ、LALはジョージを獲得してからボガットとの契約延長も考えているのではないか。
インサイドを守れるリムプロテクターは、スモールラインナップになりつつある現在のLALにとっては不可欠だ。
ジョージのリズムがこれで崩れてしまうとしたら、OKCにとって大きな痛手になる。
昨シーズンは、平均でトリプルダブルの成績を残したウェストブルックだが、来シーズンは、ジョージが加わったことで自身のプレーを抑制することも時には大切になってくるはずだ。