今オフにウェイドがCHIとバイアウトで移籍!?
<移籍候補にCLEやMIAを検討中>
CHIのドウェイン・ウェイドは、13シーズンをMIAで過ごし、昨シーズンは、1年間CHIでプレーをした。
そのCHIと今オフにはバイアウトに合意し、移籍することを検討している。
シーズン開幕までにCHIを離れることは決まっているようだが、ウェイドの行き先に注目が集まる。
ウェイドの移籍候補としては、親友であるレブロン・ジェームズのいるCLEが有力と見られているが、その他にもMIAやLAL、LACなどが挙がっている。
古巣MIAに戻ってきて欲しいというファンの想いは強く、ウェイド自身もキャリア14シーズン中13シーズンをMIAで過ごしただけに、特別な想いがあるだろう。
LALは伝統のあるチームでNBA選手なら誰もが一度はプレーしたいと思うはず。
LACもLALと本拠地は一緒なので、魅力的に映るかもしれない。
だが、この候補チームの中で優勝を狙えるチームといえば、CLEしかないだろう。
MIAは、プレイオフ争いができるだけのチームにはなったが、優勝というと、まだ時間がかかりそう。
LALも有望な若手選手が揃っているが、まだ再建段階にある。
そんな中、CLEはレブロン・ジェームズが来シーズンまでの契約を残しており、今オフにはデリック・ローズを獲得し、先日のトレードではアイザイア・トーマスらも獲得した。
この布陣にウェイドが加わることでCLEのバックコートの層がより厚くなり、強力なローテーションが完成するだろう。
トーマス、ローズ、レブロン、ケビン・ラブ、トリスタン・トンプソンなどの錚々たるメンバーにウェイドが加われば、豪華なオールスターチームが完成される。
だが、やはりウェイドといえばMIAだろう。
MIAに戻って若手選手の育成など、ベテランらしい良き指導役になって欲しい。
MIAのディオン・ウェイターズは、ウェイドに戻ってきて欲しいと思っており、ポジションも被っている選手。
CLEやOKCで実力を発揮することができず、苦しいキャリアを送っていたウェイターズだが、昨シーズンは、MIAに移籍してようやく実力を発揮することができた。
2シーズン前のOKC時代の成績は、PPG9.8、APG2.0、SPG1.0、FG成功率39.9%、3P成功率35.8%という数値を記録。
昨シーズンのMIAでの成績は、PPG15.8、APG4.3、SPG0.9、FG成功率42.4%、3P成功率39.5%という数値を記録した。
平均得点と平均アシスト数は、キャリア6年間でベスト。
3P成功率もキャリアベストの高確率な成績を残した。
過去のCLE、OKCではアシストを貰ってからのキャッチ&シュートがほぼメインだったが、MIAに移籍してからは、自らがボールを保持してからのオフェンスが多かった為、ウェイターズがプレーしやすい環境だった。
MIAでついに開花したウェイターズは、来シーズン、さらなるステップアップが必要だ。
ウェイターズの成長は、チームの成長に直結する。
そこに、ウェイドが戻ってきてウェイターズの指導役にでもなれば、MIAは今後数年間で生まれ変わるだろう。
個人的にはMIAにカムバックして欲しいが、ウェイドはどのチームへの移籍を決断するのだろうか。
シーズン開幕までにその答えは出るだろう。