今オフに決定した永久欠番まとめ
<ジョーダンを受け継いだコービー>
永久欠番とは、ファンやチームに影響を与え、多大な功績を残した選手を称える為に、永久にその選手のみのユニフォームにする制度である。
今オフにも永久欠番となった超大物スター選手が続々と発表されている。
コービー・ブライアントは、その中でもやはり別格の存在だろう。
バスケットボールをやっていてコービーを知らない方は、もはやいないのではないか。
もし、マイケル・ジョーダンがいなければ、コービーがバスケットボールの"神"と呼ばれていたと思ってしまうが、ジョーダンがいなければ、コービーのスキルはここまでにはならなかったかもしれない。
いつしかバスケットボールのテクニックだけでなく、仕草や動作までもジョーダンに似ていった。
ジョーダンもコービーのことは認めているようで、あそこまで完璧にコピーできる選手は、コービーしかいないと話しているそうだ。
コービーだからこそ、ジョーダンのテクニックをコピーできたが、コービーじゃなかったらそんなことはできないだろう。
コービーは、本当にずば抜けた実力を持つ選手であった。
そんなコービーは、2015-2016に20年間LAL一筋で続けてきたキャリアに終止符を打った。
そして、今オフにコービーの背番号は、LALの永久欠番として、今後永遠に功績を語られる選手となった。
1選手で2着の永久欠番化というのは、70年間続いたリーグでも初めてのことだ。
NBA全体を盛り上げてくれたコービーへ最大の恩返しになったのではないか。
2008年は、コービー率いるLALを下してBOSを優勝に導いた34番のポール・ピアース。
ラストシーズンはLACに所属していたが、シーズンが終了した時点でFAとなったピアース。
その後、BOSがピアースと1日契約を結び、形上、BOSで引退することになり、永久欠番化が決定した。
最後まで本当にBOSファンに愛された男となった。
暴れん坊のランドルフは、MEMに活力と興奮をもたらしてくれたとMEMの関係者に感謝されたようだ。
MEMファンもランドルフにはとても感謝している様子だった。
ランドルフは、まだ引退はしておらず、MEMでの契約満了後、来シーズンからはSACでベテランとしての役割を全うし、プレーする模様。
永久欠番は、ファンやチーム、選手から心から愛された一握りの選手にしか与えられない名誉である。
コービー、ピアース、ランドルフ、興奮や感動をありがとう。
ランドルフは、これからもSACでの活躍を期待している。