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選手名鑑:アイザイア・トーマス

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<プロフィール>

本名:アイザイア・ジャマー・トーマス(Isaiah Jamar Thomas) #4
 
ポジション:PG
身長 体重:1.75m 84kg
 
1989年2月7日生まれ。(28歳)
ワシントン州タコマ出身。
愛称:Mr.4th Quarter
 
 
2011年ドラフト、2巡目30位に選ばれたのがアイザイア・トーマス。
この年のドラフト最下位で選ばれた選手となった。
 
多分、これ程遅い順番に選ばれたことには理由がある。
それは、アイザイア・トーマスの身長がたった1.72mしかないからではないだろうか。
 
NBAでは小さい選手でも1.80m以上はある。
それより小さな選手は、誰とマッチアップしてもミスマッチになるし、オフェンスでもフリになり兼ねない。
これがドラフトで最後まで選ばれなかった理由ではないか。
 
ただ、過去にトーマスのような小柄な選手がNBAにいなかった訳ではない。
 
○ネイト・ロビンソン 身長1.75m
○アール・ボイキンス 身長1.65m
○マグジー・ボーグス 身長1.60m
 
NBA史上最も小柄な選手がマグジー・ボーグスで2000-2001まで現役でプレーしていた。
 
1998年ドラフトではアール・ボイキンスがNBA入りを果たし、2005年にネイト・ロビンソンが続いた。
 
そして現在、現役で最も小柄な選手がアイザイア・トーマスだ。
因みに、この低身長でもダンクは出来る。
 
今シーズン、ここまでアイザイア・トーマスは、NBA屈指の得点力を見せている。
小柄な選手でもNBAで活躍することが出来るということを確実に証明しているのだ。
 

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<経歴>

○ワシントン大学出身。
 
○サクラメント・キングス(2011-2012〜2013-2014)
 
○フェニックス・サンズ(2014-2015)
 
○ボストン・セルティックス(2015-2016〜現在)
 
 
ワシントン大学は、これまでも多くのNBA選手を輩出している。
 
例えば、PORの元エース、ブランドン・ロイ。
怪我で止む終えずNBAから引退をしてしまったが、それまでのPORでの活躍は、素晴らしかった。
プレイオフでは、怪我からカムバックして劇的な勝利を呼び寄せたこともあった。
バスケが出来なくなるような怪我を負わなければ、間違いなくNBAトップクラスのプレーヤーとしてプレーし続けていただろう。
 
他には、ネイト・ロビンソンがワシントン大学出身の小柄な選手でいた。
トーマスと同じくらいの身長でダンクコンテストで優勝した経験もある。
 
また、現在のNBAでは、ビッグマンでアウトサイドシュートを得意とするスペンサー・ホーズ、身体能力が高く、豪快なダンクを披露するテレンス・ロスがいる。
 
この年のドラフトには、今やチームの顔となっている選手が何人もいる。
1巡目1位指名されたCLEで大活躍中のカイリー・アービング、SASのエース、クワイ・レナードやCHAのオールスター選手、ケンバ・ウォーカーもそうだ。
ブルズで今シーズンキャリア最高の成績をマークしているエース、ジミー・バトラー。
そして、BOSの得点源で第4クォーターに滅法強いアイザイア・トーマス。
 
トーマスは、今後暫くの間、リーグトップクラスのパフォーマンスを見せられる実力を持つ、NBA史上最も小柄なプレーヤーとして語られることになるだろう。
 
 

 

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<歴代最高の低身長プレーヤー>

トーマスのSACでのルーキーシーズンの成績は、PPG11.5、APG4.1、3P成功率37.9%だ。
 
2シーズン目にも平均得点を上げ、3シーズン目の2013-2014には、PPG20.3、APG6.3という成績をマークし、年々得点力を上げていく。
 
SACの試合を見ていると、アイザイア・トーマスが毎試合良く得点を取っている印象があったので気になっていたが、2014-2015、PHXへ移籍する。
 
PHXではベンチからの出場にも関わらず、46試合でPPG15.2をマーク。3P成功率は、39.1%と高確率だった。
 
シーズン終盤ではPHXからBOSへと活躍の場を移す。
この移籍がトーマスにとっての転機になる。
移籍後のシーズン残り試合は、ベンチスタートだったが、1試合平均26分の出場時間を貰い、PPG19.0を記録した。
 
プレイオフには7位で出場し、2位のCLEと対戦するが、4連敗のスイープを喫す。
トーマスは、チームトップのPPG17.5を記録し、注目度が徐々に上がっていった。
 
2015-2016、BOSで初めて1シーズンを通して過ごした。
この年からスターターとして起用されるようになったトーマスは、PPG22.2、APG6.2、SPG1.1という数字を残した。
小柄な選手でもNBAトップクラスのスコアラーになることが出来るということを身をもって証明したのだ。
 
同シーズンにはオールスター初選出もされている。
オールスターに出場したことでさらに知名度を高めていった。
 
そして今シーズン、2016-2017の1試合平均得点は、昨シーズンと比べて大幅に伸ばしている。PPG29.0以上だ。また、3P成功率は、38.0%前後と絶好調。
特に第4クォーターに得点を取ることが多い為、愛称もMr.4thなどと呼ばれるようになっている。
 
BOSのエースとして、ボールをシェアし合いながら最終クォーターは、自分が試合を決めるという気持ちを強く抱いているのだろう。素晴らしい集中力の持ち主だ。
 
2年連続オールスターに出場したトーマスは、体の使い方が上手い。
ドライブで切り込んでいく時、必ずゴール付近にはビッグマンが構えている。
トーマスは、それでもレイアップを確実に決めていく。
 
まず、ボールを持っている左腕の肘を伸ばしたまま、体から一番遠い位置で持つ。
体は、ディフェンダーに預けてブロックされないようにボールをネットに置いていく。
 
身長が低くてもブロックされないようにする為のテクニックがあれば、NBAでも通用することができるだろう。
 
今シーズン、キャリアハイの1試合52得点を記録し、そのうち第4クォーターだけで29得点を取った。まさにMr.4thの大活躍。
 
その試合の動画。
 
日本のインタビュアーは、トーマスに良く「身長の低い選手が活躍する為に大切なことは何か」というインタビューをしている。
トーマスは、「強い気持ち。自分を信じること」と話している。
トーマスは、常に自分を信じてバスケットをやり続けた結果、NBAで通用できるようなスキルを身に付けられたのだろう。
 
「日本人は、身長が低いからトーマスのようなプレイスタイルを目指すべきだ」というような話題をたまに耳にする。
確かにそうかもしれないが、NBAでも小柄な選手が今までに数える程しか在籍していなかったこと、在籍していてもトーマスのようにここまで活躍し、ブレイクした選手は、NBA史上トーマス以外にはいないのが現実。
 
そう考えると、小柄な日本人選手の出現には、まだまだ時間がかかりそうだ。
 

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アイザイア・トーマスは、NBAで魅力的なプレーヤーの一人である。
小さなプレーヤーが大きいプレーヤーに向かっていくのを見ているだけでも興奮する。
 
ここまで素晴らしいキャリアを過ごしているトーマスだが、絶好調なプレーヤーに多い特徴として、怪我をしてしまうことがある。
 
一度怪我で離脱したプレーヤーは、キャリアを通して怪我に苦しむ確率が非常に高い。
ポール・ジョージのような見事なカムバックは稀だ。
トーマスも怪我にだけは気を付けて欲しい。
 
昨シーズンのプレイオフは、ATLと対戦し、2勝4敗で1回戦敗退。
トーマスは、エースとして厳しいマークの中、PPG24.2を記録した。
 
今シーズンでプレイオフ3年連続出場になるので、昨シーズンよりもさらにレベルアップしているだろう。
レギュラーシーズンの得点ランキングも気になるが、プレイオフのトーマスにも期待したい。
 
 
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