NBA FAN's-GYM

減量・ダイエットなどのボディメイクを行う上でのトレーニングや食事の知識・方法をご紹介すると共に、趣味のNBAについて主観的に語り、バスケのパフォーマンス向上に役立つ情報も提供する!!

MIN、異端児ランス・スティーブンソンを負傷により契約解除

f:id:zwki-178:20170320015059j:plain

<ジャーニーマンとなったスティーブンソン、負傷退場>

MINは、ランス・スティーブンソンとの2回目の10日間契約を失効させた。
これにより、スティーブンソンは、フリーエージェントになった。
スティーブンソンは、3月15日に行われたBOS戦で足首を負傷し、そのまま退場した。
この怪我が原因でMINを離れることになったのだろう。
 
スティーブンソンは、ここ数年で5チームを渡り歩いており、2年間では4チームでプレーしているジャーニーマンとなっている。
 
しかし、かつてINDに所属していた時期には20代前半という若さで輝かしいキャリアを送っていた。
 
2013-2014は、カンファレンスファイナルまで勝ち進み、MIAとイーストの王者を争った。
ディフェンスに定評のあったスティーブンソンは、レブロンとのマッチアップで注目を浴びた。
 

f:id:zwki-178:20170320014818j:plain

 
このシリーズ中、スティーブンソンは、レブロンにしつこくディフェンスをした。
トラッシュトークや挑発的な行為も多々あった。
 
その中でもとりわけ話題となったのが、レブロンの耳に息を吹きかけるという行為だ。
これは、最高に面白かった。
このような試合中でのやり取りは、NBAでは日常茶飯事だが、カンファレンスファイナルという大舞台でさらに、レブロンとスティーブンソンのマッチアップが注目されていただけに大きな話題となった。
 
スティーブンソン以外にも、ケビン・ガーネットもデイビッド・ウエストに対して耳に息を吹きかける行為をしていた。
 
スティーブンソンは、レブロンにフラストレーションを与える為にそんなことまでするのだ。なかなか面白い選手で好きだった。
 
カレッジ時代からも元々問題児だったスティーブンソンは、NBAでもそれを不安視されていたが、INDではオフェンスでも貢献。プレイオフの成績は、PPG13.6をマークし、自身の才能をNBA界全体に知らしめた。
 
スティーブンソンvsレブロン
 
そんなスティーブンソンは、2013-2014が終わると、2014-2015からは、CHAへ移籍。
ここで1年間をプレーすると、翌年は、LACへ加入した。
しかし、異端児のスティーブンソンは、チームにあまりフィットすることができず、MEMへ行く。
MEMでは得点力が光り、プレイオフでも得点で貢献した。
しかし、オフシーズンにはまたフリーエージェントになってしまう。
 
今シーズン序盤は、NOPへ入団したが、わずか6試合で怪我をして解雇された。 
今回、MINには10日間契約でアピールチャンスを与えられたにも関わらず、負傷退団という結末になってしまった。
 
INDでの輝かしいキャリアからのどん底
身体能力の高いプレーヤーなだけに勿体ない。
 
私としては、異端児のスティーブンソンは、6thマンとしてコート上で自由にプレーをさせてあげることで、本来の魅力が引き出るのではないかと思う。
 
システムが複雑なSASやNYK、DALには向いていない気がするが、元のINDでのプレーには可能性を感じられる気がするが…
他にも、現在ノリに乗ってるMIA、カズンズがいなくなったSAC辺りでは貢献できそう。
MINも悪くなかったと思う。怪我さえなければそのまま起用して欲しかったと個人的には思う。
 
あの異端児のスティーブンソンをもう一度、真剣勝負のプレイオフで見てみたいと思うのは私だけだろうか。