NBA FINAL 2018 見どころや予想・結果を独自で徹底分析
ついに、NBAの頂点を決めるシリーズが幕を開ける!
イースタンカンファレンスファイナル、
ウエスタンカンファレンスファイナル、
どちらも3勝3敗として第7戦で決着がつくという前代未聞の好ゲームになったが、最終的にファイナルへ辿り着いたのは、4シーズン連続出場のCLEとGSWだった。
<NBAファイナル2018の見どころ>
今シーズンのファイナルは…
CLE vs GSW
なんと、4シーズン連続の同一カードとなった。
もちろん、 NBA史上初の出来事だ。
どちらのチームもカンファレンスファイナルで第7戦のタイブレークまでもつれたシリーズに勝利してファイナルまで辿り着いた。
しかも、ホームコートアドバンテージを保持してなく、第7戦はロードでの勝利だった。
第7戦までもつれ込むシリーズは、大体、試合が重苦しくなり、ロースコアゲームとなることが多いが、ここで勝利するチームは、経験豊富なチームの割合が多い。
今回は、CLEの相手が若手中心のBOSであり、GSWの相手はHOUでプレイオフ経験が少ないわけではないが、GSWに比べれば、経験がまだ浅いチームであった。
これが試合の勝敗の決め手となったと考えてもあながち間違いではないだろう。
さて、4シーズン連続同一カードでのファイナルとなったが、今回の見どころはどこにあるのだろうか。
★カイリー・アービングのいないCLE
★レブロン・ジェームス以外の得点源
★ステファン・カリーの得点
★アンドレ・イグダーラの欠場
まず、昨シーズンまでとは違ったところでいうと、CLEのビッグスリーの一角であったアービングがいないということ。
アービングは、CLEのフィニッシャーであり、司令塔の役割を果たしていた。
試合終盤の大事なところでもショットを決められる能力は、レブロン以上のものだった。
そのフィニッシャーであったアービングがいない今年のCLEは、その役割をレブロンが担っていかなければならないだろう。
幸い、レブロンのジャンプショットは、3Pも含めて今年は調子が良い。
昨シーズンとは違い、ミドルレンジからも3Pショットも自信を持って躊躇なく打っている印象だ。
だが、レブロンにばかり頼っているわけにはいかない。
CLEは、レブロン頼みで今年のプレイオフを勝ち抜いたが、ファイナル、特にGSWが相手となれば、レブロン頼みで勝てるような簡単なシリーズにはならないだろう。
例え、レブロンが孤軍奮闘したとしても、シリーズを制覇することは難しい。
レブロン以外の得点源も作らなければならない。
そこで重要となる選手がケビン・ラブだ。
CLEに移籍する以前は、MINのエースとして得点もリバウンドも2桁以上を記録して大型インサイド選手として注目を浴びた。
だが、CLEへ移籍すると、徐々にその影が薄れているようにも見える。
今回のプレイオフでは、17試合に出場し、PPG13.9、RPG10.0とダブルダブルな活躍をみせているが、FG成功率38.8%、3P成功率34.6%と昨シーズンよりも大きく下回っている成績を記録している。
アービングが抜けてマークが厳しくなったと考えることもできるが、アービングが抜けた分、ラブがさらなる活躍をしていかなければ、CLEは得点を取るのに苦労しそうだ。
前の試合の脳震盪の影響で出場が危ぶまれているが、出場した時は、得点とリバウンドでの活躍に期待したい。
レブロン、ラブに続いて期待したい選手は、ジョージ・ヒルだ。
ヒルの3Pの確率が上がり、安定感のあるプレーを見せられれば、CLEは一気に強くなる。
この3選手が安定感のあるプレーを見せてくれれば、あとは、起爆剤のJRスミス、3Pの名手、カイル・コーバーが随所で活躍して勝利をもたらすことができるだろう。
GSWは、カリーの活躍に期待したい。
今シリーズではカリーがファイナルMVPを取ることになるかもしれない。
ヒルがカリーを抑えられるか、それとも別の選手がカリーに付くのか、この辺も注目ポイントだろう。
3シーズン前、ファイナルMVPを獲得したイグダーラの代わりを務める選手がいなければ、GSWのディフェンスレベルは低下するだろう。
レブロンを1人で抑えることはできないが、イグダーラがレブロンに付くことは、CLEのオフェンスの勢いを抑えることに繋がる可能性はある。その役割を誰が担うか。
クレイ・トンプソンは、ディフェンスにも定評はあるが…。
また、リム周辺のディフェンス強化の為、ジャベール・マクギーが出てくる可能性もあるかもしれない。
レブロンのドライブを怖気付かずにヘルプディフェンスできる選手は、マクギーとグリーンくらいしかいないだろう。
4シーズン連続の同一カードで行われるNBAファイナル!
ウエストのチームが断然有利ではあるが、楽しみなファイナルになりそうだ!
<試合予想>
第2戦、お互いのチーム戦略が見えたところで、GSWはレブロンをどう抑えるか、CLEは、カリー、トンプソン、デュラントをどう抑えるかがポイントになる。
第1戦は、デュラントの調子がイマイチだったことでOTまでもつれた接戦となった。
カリー、トンプソンもそうだが、CLEが優先して抑えるべきはデュラントではないだろうか。
あとは、レブロンが捌いたパスをチームメイトが決めきらなければ勝てないだろうが、そもそも、レブロン起点以外のオプションも用意しないとGSWのフロントに潰される可能性もある。
注目の第2戦は、日曜日に行われる。
第3戦、CLEのホームで行われるが、ここまで2連敗のCLE。
レブロン頼みのCLEは、周りの選手が力不足というふうに思われているようだが、果たしてそれが本当の敗因なのだろうか。
ここまでレブロンがして勝てないとなると、もはやチームとしての戦略に問題があるのではないか。
レブロンが周りの選手を活かすのではなく、周りの選手がレブロンを活かすようなプレーを組み立てなければならないのではないか。
要するに、レブロンがPGの役割をしてはならないということだ。
レブロンがPGの役割をしてオフェンスを組み立て、ドライブしてパスを捌くという単純なセットプレーにより、逆に、周りの選手が活きていないのかもしれない。
ジョージ・ヒルはCLEに移籍する以前のプレーができているか、ケビン・ラブはMIN時代のような輝かしいプレーをしているか、アービングがCLEにいた時は、レブロンでなく、アービングがオフェンスを組み立てている場面も多く見られたが、今シリーズではどうだろうか。
レブロンがドライブでディフェンスを引き付けてアウトサイドに捌くプレーは、アウトサイドシュートの調子が良ければ強いが、悪ければそれが敗因となる。
周りの選手がレブロンを活かすプレーを含め、新たなオフェンスパターンがCLEには必要なのではないだろうか。
次戦はホームで行われる為、シュートタッチはこれまでの2試合とは違い、期待できるだろうが、シリーズに勝利するにはまだまだやらなければならないことがありそうだ。
第4戦、CLEが勝利する最後のチャンス。勝てるとすれば、この1戦だろう。
CLEが万が一、スウィープ負けを免れたとしても残念ながらGSWのホームへ帰ればシリーズに決着が付くだろう。
<試合結果>
第1戦、GSW124-114CLE
第2戦、GSW122-103CLE
第3戦、GSW110-102CLE
第4戦、GSW108-85CLE
GSW4勝0敗
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