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さあ、ついに開幕!!NBA2017-2018!!

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<開幕戦!!NBA 2017-2018シーズン> 

ついに、NBAの新シーズン、2017-2018が開幕する!
開幕戦では2試合が行われ、豪華な4チームが登場する。
 
イーストの開幕の1戦は、、、
BOS vs CLE!!
 
エストの開幕の1戦は、、、
HOU vs GSW!!
 
 

<開幕戦1試合目、BOS vs CLE>

まず、3年連続でイーストの覇者となっているCLEは、今オフにさらなる補強に成功した。
 
昨シーズンまでのビッグスリーの一角であるカイリー・アービングをBOSへトレードし、見返りにアイザイア・トーマスやジョー・クラウダーらを獲得した。
 
このトレードで獲得したクラウダーをPFに起用することで、ワンセンターでのオフェンスが可能になる。
 
センターにケビン・ラブを起用することで、アウトサイドからシュートを狙える選手がコートに5人置ける。
 
また、CLEは、NYKに所属していた、かつて最年少シーズンMVPに輝いた経験のあるデリック・ローズも獲得している。
そして、CHIからは、経験豊富のベテランでリーダーシップも発揮できるスーパースターのドウェイン・ウェイドも獲得。
 
ローズやウェイドのドライブするスペースがかなり広がり、オフェンスはとても攻めやすくなった。
 
CLEの控えにはベテランでゲームをコントロールすることのできるホセ・カルデロンもいて、ディフェンスに定評のあるイマン・シャンパートもいる。
 
シューターのJR.スミスやカイル・コーバーもいてどの分野にもそれぞれにスペシャリストな選手がいるようなメンバーだ。
 
 
対するBOSは、エースのアイザイア・トーマスの怪我を懸念してCLEへトレードで放出し、見返りとしてCLEのビッグスリーの一角でCLEの優勝を決定づけた3Pを決めたカイリー・アービングを新たなエースとして迎え入れた。
 
また、UTAからは、エースとしてUTAを引っ張ったゴードン・ヘイワードも獲得した。
 
ヘイワードもシューターで得点力のあるフォワードだ。
ガードでもフォワードでもプレー可能なヘイワードは、インサイドへのドライブも仕掛けられる。
 
そして、インサイドにはベテランのアル・ホーフォードもいる。
ホーフォードがいることでボール回しはスムーズに行うことができ、インサイドアウトも上手く機能するだろう。
 
ディフェンスの良いマーカス・スマートや若く才能溢れるジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタム、DETからはマーカス・モリスも獲得しており、走れるメンバーが揃った状態になっている。
 
 
日本時間:10月18日,9時00分〜
        BOS vs CLE
          99    102    
 
 

 

 

<開幕戦2試合目、HOU vs GSW>

続いて開幕2戦目には昨シーズンの王者、GSWが登場。
GSWは、昨シーズンからケビン・デュラントが加わり、デュラントは初のリングを手にした。
 
今シーズンは、デュラントが加入して2シーズン目。
さらにチームが熟され、スターターで主力選手であるステファン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンの他にも今オフから加入した3Pシューターが多くベンチに控えている。
 
昨シーズン、カリーと3Pを連続で打ち合ったオムリ・カスピ、LALでシューターとして輝きを放ったニック・ヤングらもGSWに加入した。
 
ベンチメンバーでお馴染みのショーン・リビングストン、3シーズン前のファイナルMVPを獲得したアンドレ・イグダーラも残留している。
ベンチから出場し、要所でビッグプレーを見せるジャベール・マクギーやベテランフォワードのデイビッド・ウエストも健在だ。
 
2連覇に向けて十分なメンバーが揃ったGSWは、開幕戦でHOUと対戦する。
 
 
HOUは、昨シーズン強豪が蠢くウエスタンカンファレンスでGSW、SASに続いて3位の成績を残した。
 
HOUのエースのジェイムズ・ハーデンに加え、今オフにはクリス・ポールを獲得するという大型補強があり、注目を浴びた。
 
このポールの加入により、開幕戦のGSWとの試合が実現したと言っても過言でない程のインパクトをリーグに与えた。
 
シックスマンのエリック・ゴードンも引き続き、HOUの重要なベンチメンバーだろう。
ベテランフォワードでかつてLAL時代にファイナルで勝利を引き寄せる試合終盤の3Pショットを決めたトレバー・アリーザも不動のSFとして君臨する。
 
カメルーン出身のディフェンダー、ルーク・バー・ア・モーテも獲得し、インサイドには昨シーズンと同様、クリント・カペラ、ネネイが在籍する。
 
PFにはベテランのストレッチ4タイプのライアン・アンダーソンもいる。
 
ポールのアシスト範囲がかなり広くなるような選手が揃ったHOUだが、エースはもちろんハーデンだ。
 
試合終盤ではハーデンがHOUの勝利の鍵を握ることになるだろう。
そのハーデンをいかに楽にプレーさせるか、これは、新加入のポールにかかっているだろう。
 
 
日本時間:10月18日,11時30分〜
        HOU vs GSW
        122     121   
 
 
 【第1Q】34 対 35
試合は、ハーデンのドライブインからのレイアップで始まった。
GSWは、ザザ・パチュリアのフリースローで今シーズン初の得点をする。
すると、スプラッシュブラザーズのクレイ・トンプソンが得意の3Pを決めると、トレバー・アリーザが3Pをすぐに返す。
 
すると、ステファン・カリーも今シーズン1本目の3Pを決める。
ドレイモンド・グリーンのタッチダウンパスを受けたケビン・デュラントがアウトサイドのトンプソンにさらにアシストし、3Pを沈めると、会場は、大歓声に包まれてHOUがタイムアウト
 
新加入のニック・ヤングが出てくると、すぐに連続3Pを3本沈め、会場を湧かせた。
 
 
【第2Q】28 対 36
開始早々、ヤングがこの日4本目の3Pを決め、さらに、今度はドライブでインサイドへ切り込み、バスケットカウントを貰い、3Pプレーになる。
 
デュラントの片膝を前に出すノビツキーショットも綺麗に決まり、流れはGSW。
 
残り6分を残し、カリーが3つ目のファウル。
デュラントの連続5得点からのグリーンの速攻での豪快なダンク。
グリーンは、ベテランの風格が漂っている…
 
PJ.タッカーがデュラントに対してフレイグラント1をコールされる。
 
ヤングの3Pが止まらず、5本目(5/6)の3Pを成功させる。
 
グリーンが3Pを沈めると、5秒後にタッカーが3Pを返す。
 
HOU、ハーデンからタッカーの連続3Pで追い上げる。(HOU 62 対 71 GSW)
前半ここまで終止GSWがリードを奪っている。
  
 
【第3Q】26 対 30
前半ファウルトラブルだったカリーが登場し、3Pを決める。やはり、カリーが3Pを決めれば、どんな時でも会場が湧く。
だが、ポールへのファウルがコールされ、第3Q早々で4ファウル。
 
デュラント、トンプソンも続いて3Pを沈めると、HOUのライアン・アンダーソンが2本連続の3Pを沈め、72対82と10点差に戻す。GSW、タイムアウト
 
トンプソンのハーデンに対する強固なディフェンスからデュラントの速攻でのバスケットカウントで3Pプレー。
ここまで2Pよりも3Pが多く思えてしまうような試合展開。
 
このクォーターは、デュラントが爆発し、3Pあり、3点プレーあり、ミドルレンジからの得点あり、アシスト量産、ブロックありと、まさにショータイム。
 
 
【第4Q】34 対 20
ポールのマークに付いたカリーがスイッチし、デイビッド・ウエストがマッチアップ。
次のGSWのオフェンスは、ウエストのポストアップでポールがマッチアップ。
この両選手は、NOH時代に主力選手としてプレーオフまで引っ張った時のコンビ。なんだか懐かしい。
 
HOUのエリック・ゴードンがこのクォーター活躍。
果敢にリングに攻めるドライブインで点差を詰める。10点以上あった点差が3点差に。
残り9分で101対104。
 
速攻からカリーがスプラッシュブラザーズの相棒、トンプソンにアシストし、3Pを沈めると、HOUのタイムアウトのコールが聞こえない程の大歓声。
101対109と、再び突き放す。
 
カリーが残り5分少々でこの日3本目(3/7)の3Pを沈める。
GSWはデュラント、ヤング、カリーが20得点越え、HOUはハーデン、ゴードン、タッカーが20得点越え。
残り2分半で、115対118。
 
アリーザの3Pで118対119。試合残り時間2分。接戦だ!
 
タッカーのフリースローで122対121の逆転に成功。
 
残り10秒でGSWボール。
ラストショットは誰に託されるのか。
勝負強いのは、デュラントだが…最後にゴールをリングに放ったのは…
 
カリーだ!しかしボールはリングに嫌われた。
しかし、リバウンドをGSWの選手が懸命に取り、最後はデュラントのショット。
これがブザーと共に決まり、ブザービーターとなった。
会場は、割れんばかりの歓声に包まれたが、リプレーの結果、0.1秒ボールがデュラントの指を離れるのが遅く、ノーバスケット。
 
HOUが劇的な勝利を収めた。
 
 
日本時間:10月18日,11時30分〜
        HOU vs GSW
        122     121   
 
 
勝ったHOUは、
ハーデンが、27得点、6リバウンド、10アシスト。ゴードンが24得点。タッカーが20得点を記録。
注目のポールは、8リバウンド、11アシストを記録した。
 
0.1秒に泣いたGSWは、
カリーが22得点。デュラントが20得点、7アシスト、4ブロック。
ベンチからの新戦力のヤングが、23得点で3Pが6/7という成功率を収めた。
 
負けたGSWだが、デュラントからのアシストが多く目立ち、ラストショットもカリーにちゃんと託すというシーンが見られたので、チーム内でのボールのシェアは上手くいってるようにもみえた。
 
昨シーズンまでは、終盤にデュラントがボールを持ち、カリーがラストショットを打たない場面が多かったので、この辺は、改善されたのだろう。
 
HOUは、ポール加入がチーム力アップに大きく影響しているようだ。
オフェンスの組み立てやボール回し、アシスト、そしてリーダーシップというところが、彼の役割になっており、それをきっちりこなしているようだった。
 
シーズンを通してさらに、チームに磨きがかかってくるだろう。
 
 
開幕戦らしい見応えのある試合だった。
今シーズンのNBAが楽しみだ。