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現代のNBA最強チームはどこだ!?

 
近年のNBAで優勝する為には一体何が必要なのか。
GSWが生み出した3Pを主体としたアップテンポなオフェンス、フリーな選手を探して徹底してパスを繋げるスタイル。
 
味方にフリーな選手を作り、その選手まで徹底してパスを繋げていくスタイルは、SASが毎シーズン常に行ってきたことと似ている。
 
それもそのはず。
GSWのスティーブ・カーHCは、SASのグレッグ・ポポビッチHCの元で指導者として学んでいたのだから。
 
だが、GSWにはステファン・カリーやクレイ・トンプソンという3Pの名手が所属しており、その2選手の才能を見抜き、2点より3点を取る新しいプレースタイルを確立させた。
 
これにより、GSWは、2014-20152016-2017、2017-2018で優勝した。
 
GSWがそのアップテンポな得点を量産するオフェンスシステムで優勝を果たすと、NBAのチームは、GSWと同じような構成を築こうとするチームが増えた。
 
そして、PFやCポジションであり、本来インサイドでパワープレーをするような選手が、アウトサイドからのシュートを狙うようになり、機敏なインサイド選手が求められるようになった。
このような選手をストレッチ4、ストレッチ5と呼んでいる。
 
そんな現在のNBAで優勝する為に必要なものとは何なのか、勝手に考えてみようと思う。
 

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<現代のNBA最強チームにはスター選手集結の傾向がある>

2014-2015 GSW優勝
2015-2016 CLE優勝
2016-2017 GSW優勝
・2017-2018 GSW優勝
 
近年のNBAでは、NBAファイナルは2015年から4年連続でGSW対CLEという同カードの試合となっており、優勝チームはいずれかのチームだ。
 
GSWが2014-2015に優勝を果たした際の主力メンバーにはステファン・カリーがいて、クレイ・トンプソンがいて、ドレイモンド・グリーン、アンドレ・イグダーラやアンドリュー・ボガットなど、スター選手が勢揃いしていた。
 
2015-2016に優勝したCLEは、レブロン・ジェームズ、カイリー・アービング、ケビン・ラブというビッグスリーが主力としており、JRスミスやリチャード・ジェファーソンなどのスター選手が所属していた。
 
2016-2017のGSWには、カリーやトンプソン、グリーン、イグダーラの他、超スーパースター選手であるケビン・デュラントも加入し、デュラントがファイナルMVPを獲得する大活躍を見せて優勝を決めた。
そして、2018年のファイナルMVPもデュラントが獲得し、2年連続の受賞となった。
 
優勝チームには、必ずフランチャイズプレーヤーとなれるような選手が3人以上は必要ということなのか。
そして、ベテラン選手を中心に優勝可能なチームに移籍するという選手も少なくない。
 
2017-2018のCLEを見ると、アービングは放出されたが、レブロン、ラブに加え、デリック・ローズやアイザイア・トーマス、ドウェイン・ウェイド、カイル・コーバー、JRスミス、ジョー・クラウダー、ホセ・カルデロンとオールスターでも開催できるかのようなロスターになっている。
 
CLEは、他所からたくさんスター選手を獲得し、オールスターメンバーを作り上げた。
 
だが、GSWは、意外にもスター選手を掻き集めたわけではない。
カリーとトンプソンは、ドラフトで獲得した選手でグリーンもまた同じだ。
大物選手を獲得したといえば、2016-2017に獲得したデュラントくらい。
あとは、ショーン・リビングストンなど、GSWで復活を遂げた選手ばかり。
 
この辺りの違いが、チームの成熟度に差を付け、チーム力を向上させているのではないだろうか。
 
結局、CLEは、選手の連携が上手くいかずに2017-2018シーズン途中でデリック・ローズ、アイザイア・トーマス、ドウェイン・ウェイド、ジョー・クラウダーらをトレードなどして解体した。
 
選手がごちゃごちゃと変わりながらもプレイオフを闘い抜いたCLEだが、GSWに4-0のスウィープで敗れ、2018年のNBAチャンピオンとはなれなかった。
 

 

 

<大物ビッグスリーがスーパースター軍団の原点>

そもそも、スーパースター軍団を結成し、衝撃を与えたチームといえば、2007-2008に結成したBOSのポール・ピアース、レイ・アレン、ケビン・ガーネットのビッグスリーだった。
ベテランの粋に達していたそれぞれのフランチャイズプレーヤーは、1年目にしてボールのシェアを上手くして優勝を果たした。
 
同時期にLALは、コービー・ブライアントとパウ・ガソルのコンビで2008-2009に優勝を果たしたが、ガソル獲得はあったが、主力メンバーのコービー、アンドリュー・バイナム、ラマー・オドム、ジョーダン・ファーマー、サーシャ・ブヤチッチなどは在籍し、選手の大きな入れ替えはなかった。
そして、2009-2010も優勝し、2連覇を達成した。
 
だが、その後にドワイト・ハワードやスティーブ・ナッシュなどの大物選手をも獲得してしまい、スーパースター選手揃いのLALは、崩壊した。
 
その頃、MIAでは入団からMIA一筋のドウェイン・ウェイドのチームにレブロンとクリス・ボッシュが加入し、1年目こそSASに破れて優勝を逃したものの、試合を重ねる毎にチーム力が向上し、その後は2回優勝した。
 
その後レブロンは、MIAを離れ、CLEでアービングとラブとビッグスリーを結成した。
 
こうして、『スーパースター軍団優勝説』がNBAに誕生した。 

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<NBA最強チームになる為の条件>

スーパースター軍団の優勝が増え、NBAではスター選手の移籍が多くなった。
 
2017-2018前にはクリス・ポールがジェームズ・ハーデンやエリック・ゴードン率いるHOUへ移籍した。
 
OKCにはポール・ジョージとカーメロ・アンソニーが加入し、ラッセル・ウェストブルックとビッグスリーを結成した。
 
カール・アンソニー・タウンズやアンドリュー・ウィギンズが所属するMINにはジミー・バトラー、ジェフ・ティーグ、ジャマール・クロフォードやタージ・ギブソンが加入した。
 
BOSにはアービングやゴードン・ヘイワードが加入。
 
こうしてみると、インサイド選手よりもガードやフォワードのスター選手が必要とされていることが分かる。これは、現代NBAの流行だ。
 
スーパースター軍団や強力ビッグスリーを生み出すことができれば、優勝には近づけるだろう。
 
だが、それだけではいけない。
GSWのようにやはり若い頃からチームに所属し、そこから成長させてスター選手へとなっていく選手を生み出していかなければ、チームの成熟度は増していかず、優勝に近づくことはできないだろう。
 
GSWやSASが常に上位チームでいられるのは、これができているからだ。
 
TORやWAS、PORなどは、CLEやOKC程豪華ではないが、若手選手を育成してスター選手を生み出してきており、それが今のフランチャイズプレーヤーとして活躍している。
そのようなチームは、チーム力が高いが故に自然と常に上位チームになれる。
だが、チーム力の高いチームは、スーパースターというもう1ピースの変化が必要なのかもしれない。
 
 
優勝する為には、選手同士の成熟した信頼関係と新たなスター選手やチームメンバーがもたらすもう一つの変化が必要なのではないか。
これを叶えたチームこそが、NBA最強のチームになれるのだろう。
 
2017-2018、プレイオフのカンファレンス・ファイナルでCLE対BOSのシリーズが行われたが、BOSの選手には有能な若手選手が多く所属しており、その若手選手の長所を活かして育成した結果、3シーズン連続でイーストの王者に輝いているCLEを苦しめた。
 
BOSのジェイレン・ブラウン、テリー・ロジアー、ジェイソン・テイタムという若手選手を中心に、全員バスケでチーム力を向上させた。
 
選手同士の成熟した信頼関係を構築しつつあるBOSの選手は、新たなスター選手も2人加入している。
カイリー・アービングとゴードン・ヘイワードだ。
 
彼らが怪我で2018年のレギュラーシーズンからプレイオフまでを欠場していなければ、BOSは、優勝する為に必要な新たなスター選手の獲得によるもう一つの変化を加えることができ、選手同士の成熟された信頼関係も構築され、NBAで最強のチームになりえたかもしれない。
 
GSWが現在の王者ではあるが、BOSは、近い将来のNBAの最強チームになりえるだろう。

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