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減量・ダイエットなどのボディメイクを行う上でのトレーニングや食事の知識・方法をご紹介すると共に、趣味のNBAについて主観的に語り、バスケのパフォーマンス向上に役立つ情報も提供する!!

NBA2017-2018 開幕戦注目カード

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<レギュラーシーズンの過密スケジュール改正>

NBAは、2017-2018から連戦を減らし、過密スケジュールの緩和をすることを決定した。
現地8月15日に発表されたスケジュールでは、例年よりも開幕が早まっている。
開幕の時期は、10月17日からとなった。
 
昨シーズンまでは、10月末からの開幕が基本であったが、次のシーズンからは、開幕を早めて過密スケジュールの緩和を図っていくようだ。
 
今回は、昨シーズンまで続いた、2連戦して中1日空けてから2連戦というような、5日間で4試合を行うスケジュールを廃止した。
 
これには、近年のスター選手の休養問題などが絡んでいる。
アメリカ全土を移動しながら5日間で4試合をプレーすることは、選手に相当負担がかかる。
これは、選手のパフォーマンス低下にも繋がってしまうし、怪我のリスクも高めることになる。
 
そこで、休養を取って選手のコンディションを整えることをチームのHC、特に、SASのグレッグ・ポポビッチを筆頭に率先して行うようになった。
 
これが、リーグの品質を低下させる原因になると予想し、NBAは、昨シーズンまでドッグ・リバースHCなどが訴えかけていた、レギュラーシーズンのスケジュール見直しを行った。
 
レギュラーシーズンの終了時期は、2018年4月11日となっている。
 
この過密スケジュールの緩和により、選手の負担は軽減され、注目カードでのスター選手温存率も減ってくるはず。
それにより、ファンはゲームをより楽しめるようになり、リーグの品質が保たれることだろう。
 

<アービング、ユニフォームを替えて開幕でCLEと激突>

2017-2018の全日程が発表され、開幕ゲームは、2試合行われることが決定している。
 
・BOS vs CLE
・HOU vs GSW
 
まずは、BOS vs CLE。
CLEで昨シーズンまでPGを務めており、CLEの優勝を引き寄せた決定的な3Pシュートを沈めたスーパースター、カイリー・アービングは、トレードによりBOSへ移籍した。
代わりに、CLEへはアイザイア・トーマスらが移籍した。
 
移籍して最初の試合が古巣との試合となった両者。
BOSの主力選手は、ガラリと変わってしまったが、CLEも同じことが言える。
 
PGが変わるということは、大きな変化である。
ましてや、CLEのPGは、スーパースターで主力選手として活躍していたカイリー・アービングだ。
アービングが抜けたCLEは、昨シーズンまでのCLEとは違うチームになるだろう。
 
ただ、アービングがこの試合に出場することは、決まっているわけではない。
 
もし、アービングが出場しなくても、BOSの新しい顔としてゴードン・ヘイワードがいることも忘れてはならない。
昨シーズンまでは、UTAのエースとして活躍していたヘイワードは、ようやくプレイオフも経験することができた。
来シーズンは、飛躍の年になりそうだ。
 
また、CLEには最年少でシーズンMVPを獲得した経験を持つ、デリック・ローズが新加入している。
レブロンとのワークアウトも行っており、昨シーズンは、1試合20得点程度まで取れることを証明し、昔のローズに戻りつつあることを見せつけた。
 
この対戦カードは、アービングの移籍により、さらに注目されるカードになっただろう。
 
次に、HOU vs GSW。
昨シーズン、ケビン・デュラントを獲得し、NBAチャンピオンに返り咲いたGSW。
対するは、このオフシーズン中にしっかりと補強を行い、クリス・ポールらを獲得したHOU。
 
どちらもアップテンポなバスケットボールを展開するチームで、HOUはクリス・ポールを加えたことでそれがよりやりやすくなるはずだ。
 
ポールからジェームズ・ハーデンへ。
ハーデンからポールというコンビ技もオフシーズン中の試合で披露している。
 
さらに、シックスマンにはエリック・ゴードンがおり、ポールが外へボールを捌けば、ストレッチ4であるライアン・アンダーソンが待ち構えている。
 
ディフェンスではルーク・バー・ア・ムーテがいる。
 
昨シーズン飛躍的に勝率を伸ばしたHOUだが、来シーズンは選手同士の連携が熟されればさらに強力なチームに変貌するだろう。
 
GSWは、3年連続NBAファイナルへ出場し、2度チャンピオンに輝いているが、その頃と主力選手はほとんど変わっていない。
ステファン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン。
昨シーズンからは、これにケビン・デュラントが加わった程度。
 
デュラント加入から2年目になるGSWは、昨シーズンよりもチームプレーが確立されてくるに違いない。
 
ボールのシェアからの不満が出てこないようにグリーンがチームをまとめ、デュラントがパスを供給し、スクリーナーとしての役割も全うできれば、ライバルチームを寄せ付けずに勝ち進んでいけるだろう。
 
開幕戦、ハーデンにはトンプソンがマッチアップすることが予想される。
 
HOUは、司令塔としてポールを擁している為、昨シーズンまでのようなハーデンがPGをし、ボール運びやゲームメイクをすることは少なくなる。
これは、ハーデンの負担を軽減させ、得点を取ることに集中させることができるというメリットに繋がる。
 
トンプソンは、リーグでもトップクラスのディフェンダーだが、ハーデンを抑えることができるだろうか。
点の取り合いが期待されるこの試合だが、やはり、チームの連携がすでに確立しているGSWの方が優勢ではないだろうか。
 
HOUの連携は、シーズンを通して良くなっていくに違いないが、この試合では、その可能性を証明していかなければならない。
 
NBAは、来シーズンも開幕から興奮させ続けてくれるだろう。
開幕戦注目の2試合は、なにがなんでも見逃せない。
 
今からすでに楽しみだ。