NBA、プレシーズンゲーム2017 開幕!
現地9月30日、ついにNBAのプレシーズンゲームが開幕し、初日から注目チームが揃った。
・DEN vs GSW 108-102
・MIN vs LAL 108-99
<DEN vs GSW>
DENで注目したい選手は、来シーズンで3年目になるエマニュエル・ムディエイ。
コンゴ共和国出身のムディエイは、2014年ドラフト2位指名でDENへ入団し、期待された若手のガード。
しかし、ここまでNBAに上手く適応することができずに苦しんでいる。
怪我の影響もあり、昨シーズンは、55試合の出場に留まり、PPG11.0、APG3.9、SPG0.7、FG成功率37.7%、3P成功率31.5%と苦しんでいる。
そんなムディエイは、今オフにコンディションを完璧に整え、プレシーズンゲームに臨んだ。
その結果、ミルサップに続き、チーム2番目の19得点を取り、4リバウンド、FG成功率60.0%(6/10)、3P成功率75.0%(3/4)という成績を残した。
ベンチスタートながら出場時間も多く与えられ、存在をアピールした。
レギュラーシーズンまで2年目になるジャマール・マレーと先発ガードを競い合うことになるだろう。
他にも、ミルサップが22得点、11リバウンド、FG成功率63.6%(7/11)、3P成功率66.7%(4/6)という記録を残した。
GSWは、ステファン・カリー、クレイ・トンプソン、ケビン・デュラント、ドレイモンド・グリーンの4選手で3P成功率5.3%(1/19)と、3Pの成功がカリーの1本のみという結果に終わった。
トンプソンがやや太ったようにも見えたが、気のせいかな…
<MIN vs LAL>
今オフに選手の入れ替えを大きく行い、ジミー・バトラーやジェフ・ティーグ、ジャマール・クロフォード、タージ・ギブソンらを獲得したMINと、今年のドラフトの目玉選手で全体1位指名を受け、NBA入りを果たしたロンゾ・ボールが所属するLALとの一戦。
MINは、出し惜しみのないスターターで選手名だけ見ると相当な実力者達が揃っている状態だ。
ここ数年間のMINにはないラインナップ。
ティーグからバトラーのアリウープダンクが炸裂するなど、チームが完成し切っていると言わんばかりのプレーを披露してくれた。
MINの才能ある若き選手、アンドリュー・ウィギンズ、カール・アンソニー・タウンズは、それぞれ9得点、15得点と記録し、短い出場時間で役割を果たした。
LALの新人、ボールは、初戦からトリプルダブルな勢いで、5得点、7リバウンド、8アシスト、2スティールを記録した。
ボールがNBAで活躍するのも時間の問題なのかもしれないが、すぐに活躍してもらわないと、2018年のオールスターは、ロサンゼルスでの開催だ。
ボールが出場しなければ、LALからの選出が難しくなってくるだろう。
イーストの強豪TORがLACを迎え撃つ。
そして、WASの登場は、現地10月2日の予定だ。
こちらも見逃せない。
短かったオフシーズンが終わり、NBAは新しいシーズンへと進んでいく。