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現役No.1PGに前進したジョン・ウォール

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<WAS、今オフにはウォールの控えを獲得か>

WASは、プレイオフカンファレンス・セミファイナルで第1シードのBOSに3勝4敗で惜しくも破れた。
エース、ジョン・ウォールは素晴らしいドライブやアシストを決めてチームに大きく貢献し、会場を盛り上げてくれた。ウォールのスピードには驚かされる。
 
このプレイオフでの活躍でウォールのPGとしての地位もさらに上がったのではないだろうか。
 
※約7分でウォールのファンになれるかも。
 
もちろん、PGといってもタイプの違う選手がいて、それぞれに良いところがあるので順位なんて付けられないが、ウォールは間違いなく、PGとしてトッププレーヤーの1人だ。
たった13試合でこれだけ驚きのハイライトシーンを連発してくれたウォールは、来シーズンからはさらにパワーアップをしてくるだろう。
 
過去2シーズンプレイオフを経験したウォールは、毎シーズンプレイオフで苦しめられていた。
2013-2014PPG16.3、RPG4.0、APG7.1、SPG1.6、BPG0.7、FG成功率36.6%、3P成功率21.9%。
2014-2015→PPG17.4、RPG4.7、APG11.9、SPG1.4、BPG1.4、FG成功率39.1%、3P成功率17.6%。
 
FG成功率は、4割を切っており、確率があまり良くなかった。
NBAでドライブで切り裂いていくプレースタイルは、選手分析が盛んなプレイオフでは防がれてしまう。
 
ところが、今シーズンのウォールには変化が見られていた。
確立の高いペリメーターからのショットを多用してきたのだ。
ウォールのドライブに警戒し、下がり気味のディフェンスはドライブを仕掛けるウォールに付いていくが、今シーズンのウォールは、そこからストップ&シュートを多用してきた。
 
これにより、ウォールのプレイオフでの得点は劇的に伸びた。
NBA屈指のスピードを持つウォールがペリメーターからのシュートをも打てるようになれば、ディフェンスは守りづらくなるはずだ。
 
今シーズンのプレイオフ成績は、PPG27.2、RPG3.7、APG10.3、SPG1.7、BPG1.2、FG成功率45.2%、3P成功率34.4%という数値を記録した。
来シーズンは、さらに数値を伸ばしてくることだろう。
 
そして、WASは今オフにそのウォールの控えとなるPGを獲得する予定。
ウォールと同じ年にNBAデビューを果たしたグレイビス・バスケスを獲得する可能性が高いようだ。
30歳のバスケスは、昨シーズン足首の怪我でBKNで3試合のみの出場に終わっており、契約破棄されている。
 
現在リハビリ中のバスケスだが、キャリア7シーズンで401試合(1シーズン平均57試合)に出場し、PPG9.0、APG4.8、FG成功率41.8%、3P成功率34.9%を記録している。
 
また、プレイオフにはルーキー時代も含めて3回出場しており、TORでの2シーズンのプレイオフ成績は、MPG26.5、PPG9.2、APG4.4、FG成功率40.9%、3P成功率36.6%という数値を残している。
 
今やジャーニーマンとなっているバスケスは、ルーキーシーズンをMEMで送り、その後はNOH(現NOP)、SAC、TOR、MIL、BKNと渡り歩いている。
 
もし、WASと契約するのであれば、ウォールの控えとしてゲームメイクや要所での3Pに期待したい。