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ビンス・カーターは『ダンク王』じゃない

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もはや、NBAファンでビンス・カーターを知らない人はいないだろう。
 
歴代No.1のダンカーとの呼び声が高いビンス・カーターは、今、リーグの最年長選手でもある。
 
今現在のカーターは、昔のようなスピーディーで豪快な他選手とは違うリングに触れない美しいダンクを披露することは無くなったが、それでも40歳という年齢で20代、30代の選手と同じコートで競い合っている。
 
最近、NBAを観るようになった人にとっては、カーターがかつてダンクでNBAでの人気を掻っ攫ったことなど、信じられないかもしれない。
もしかすると、カーターって誰?と思う人もいるのかもしれない。
 
カーターの全盛期を知らない人は、勿体ない。
オリンピックでの2.10cm以上の選手を飛び越えての人越えダンクやオールスターでの一人アリウープ。一人アリウープの元祖は、カーターが作った。
 

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<リーグ最年長で歴代最高の唯一無二のダンク王、ビンス・カーター>

現在、ダンクコンテストは毎シーズン行われているが、1997-1998ではそれまで行われていたダンクコンテストは、中止になった。
 
理由は、ダンクコンテストのマンネリ化だった。
毎年行われていく中で、ダンクだけで会場を沸かせることができなくなってきたのである。
 
そして、翌年の1998-1999は、カーターがTORへ入団し、NBAデビューを果たしたシーズンになる。
 
このシーズンは、ロックアウトがあった。
ロックアウトとは、試合が行われるコートや施設への立ち入りを禁止することである。
 
ロックアウトの原因は、選手会とオーナー側の金銭の分配に折り合いがつかなかったからである。
 
結局、その交渉が難航し、シーズン開幕は、年明けてからの2月でこのシーズンは、50試合での短縮のレギュラーシーズンとなった。
 
ルーキーシーズンが50試合に短縮された中、カーターは、1年目からスターターとして大活躍をした。
ルーキー時代から人並み外れたダンクを見せ、NBA会に衝撃を与えた。
 
翌1999-2000、カーターの次元の違うダンクの数々に魅了された観衆は、ダンクコンテストの開催を強く希望した
 
その願いが叶い、あの伝説の2000年のダンクコンテストが開催された。
これを『ミレニアムエアーカナダショー』と勝手に名付けることにしよう。
 
因みに、エアーカナダとは、ビンス・カーターのあだ名の一つである。
 
このダンクコンテストでのカーターの次元の違うダンクの数々、本当に目を疑うものがある。
 
逆回転の360°ウィンドミル、アリウープパスを受けてからレッグスルーダンク、肘までねじ込むエルボーダンクなど、5回中3回が50得点での満点、2回が49点という結果を残した。
 
2回が49得点でなぜ満点じゃないのかと、結果に不満を持った人も多くいるだろうし、カーター自身も満点でない理由が分からないほど次元の違うダンクを披露してくれた。
 
後にも先にもこれ以上のダンクコンテストはないだろう。
 
今現在、ダンクコンテストが行われているのは、ビンス・カーターがリーグへ入団し、人々の心を動かす驚異的なダンクがあったからなのかもしれない。
 
もっと分かりやすく言うと、ビンス・カーターがダンクコンテストを作ったのである。
 
カーターのダンクコンテストの映像は、選手名鑑:ヴィンス・カーターから見れます。
話題にも必ず出てくる2000年ダンクコンテストは、NBAファン必見!
 
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<カーターが現役でプレーし続けられるのは、ダンク王だからではない>

そんなカーターも今ではリーグ最年長。
40歳を超えても尚、現役として試合に出場し続けている。
 
カーターは、かつてのプレースタイルとは程遠くなっているが、カーターが現役として20年以上NBAの試合に出場し続けられる理由は、ここにある。
 
もし、彼がダンカーとして現役を続行していれば、いつしか大きな怪我をすることがあったかもしれない。
 
パワフルで美しい驚異的なダンクは、会場内を一気に沸かせ、時には黙らせることができる為、流れのスポーツであるバスケではやられてはならないもの。
 
ダンク王のダンクを何が何でも抑えようとする選手は、出てくるだろう。
そうすると、大きな怪我に繋がるリスクは高まる。
 
また、いつまでも若い時のようにスピーディーで豪快な美しいダンクを披露し続けられるかというと、そうはならないだろう。
 
体の衰えは、誰にも止められない。
スピードは落ち、パワーも落ちてくることが予想される。
 
そうなった時、もし、ダンクだけで成り上がってきた選手であれば、他にできることはない。
 
カーターが今も尚、NBAで出場し続けている理由は、ダンクだけでなく、3Pシュートを狙えたり、チームのシステムを理解してプレーができたり、ベテランとして若い選手に自身の経験を活かして指導ができるコーチングのような役割も熟せるからだ
 
2017-2018からは、新天地のSACにチームを移したが、SACには若い選手が多い。
 
カーターは、そこで若い選手に自分が教わってきたことや経験を継承していった。
 
カーターのようにかつてチームリーダーであった選手の経験というのは、非常に大きいだろう。
 
TORとNJNでエースとして活躍し、NJNでの後半は、DALから移籍してきたデビン・ハリスとバックコートコンビを組んだ。
 
そこではオフェンスのセカンドオプションの役割を熟し、チームで2番手の得点源の経験も積んでいる。
 
時が経ち、DALに移籍してからは、ベンチメンバーの主力として3Pなどを武器にいぶし銀な活躍を見せたこともあった。
ベンチから出場する際の役割がどういうものなのかも理解している。
 
そして、MEMでは若手選手に指導をし、言葉だけでは伝わらないと、自身の背中を見せて若手選手を引っ張った。
 
どんな経験も積んできたビンス・カーターは、リーグ最年長であり、歴代最高のダンク王であり、バスケットボールの良き指導役でもある。
 
SACでも若手選手の育成をしながら自身も試合に出場し、コート内でも指示を出している姿が多く見られた。
 
カーターが現役でプレーし続けられる理由は、ここにあるのだろう。
経験豊富でリーダーシップも取れるカーターは、2018-2019がラストシーズンと話しているが、新天地でもコーチとしての役割を現役選手兼任で担ってくれるはずだ。
ビンス・カーターは、単なるダンク王ではなく、NBAというリーグを知り尽くした経験豊富な指導者でもある。

 

 
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