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NBAのダンクの歴史を変えたビンス・カーターのラストシーズン

 
2017-2018、SACでプレーをした40歳オーバーの大ベテラン、ビンス・カーター。
彼は、NBAの、全世界のダンクの歴史を大きく変えた男である。
 
そのカーターのラストシーズンが2018-2019となるようだ。

 

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<NBA最長老の元ダンク王、ビンス・カーターの引退>

2016-2017をMEMで終えたカーターは、引退時期について、あと2年プレーしてから引退すると話していた。
 
その言葉にはカーターなりの覚悟があり、揺るがないものだったことが分かった。
なぜなら、2017-2018をSACで終えたカーターは、あともう1年だけプレーするつもりだと話したからだ。
 
20シーズンを終えたカーターは、未だにコートに立ってプレーをしたいと思っている。
 
ベテラン選手は、キャリア終盤になるに連れて、「お金じゃない、優勝の可能性のあるチームでプレーをしたい」と話すのをよく聞くが、どれだけリーグで年老いてもコート上でプレーをし続け、若い選手と競争し合いたいと考えるカーターは、ある意味、最も競争心の高い選手なのではないか。
 
練習中でも若い選手が懸命にプレーしている姿を見ると、「自分もまだまだやれるんだ」と奮い立たせられるとも話していたこともあった。
 
2017-2018は、若手選手の育成という役割を担ってSACでプレーをしたカーターだが、彼は、コート内外で若手選手の育成に取り組んだ。
 
カーターは、若い選手を成長させる為には、コート外での振る舞いも大切だが、コート上で自らが示すということも大切だと感じているようだ。
 
大ベテランのカーターは、まだコート上でプレーをしたいという気持ちを持っているが、それと同時に、自分の経験してきたことを若手選手に伝え、新しいNBAのスターを育成する役割を担うことも理解している。
 
そんなカーターもついに、2018-2019を終了したところで引退することが濃厚になった。
 
今でも根強い人気のあるビンス・カーターは、ダンクで人々を魅了してきたが、NBAでは珍しく、タトゥーも一切入っていない選手の一人という意味でも人気があるようだ。
 
全盛期のような豪快でとんでもないダンクをする選手ではなくなったが、時々カーターがダンクを見せると、会場は一気に盛り上がる。
 
これは、ファンがこれまでのカーターのダンクを良く知っているからこその歓声なのだ。
 
カーターのダンクでなければ、単なるダンクに過ぎないが、カーターがダンクを決めたとなれば、それには大きな価値がある。
 
どれだけカーターが多くのNBAファンに衝撃を与えてきたのかが分かるだろう。
 
ダンク王カーターは、2018-2019終了後、正式に引退する予定だ。
 

 

 

<驚異のダンクでカナダのバスケ人気に火を付けた男、ビンス・カーター>

1998年ドラフトでTORへ入団したカーターは、1998-1999にはルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。
 
NBAオールスターには2000年〜2007年まで8回出場している。
オールスターでバックボードにボールを当てて跳ね返ったボールを空中でキャッチしてダンクを決めるという一人アリウープは、カーターが生み出した。
 
1試合平均得点でも1999-2000〜2006-2007までの6シーズンの間、ベスト8以内の上位にランクインしていた。
 
キャリア最高は、TOR時代の3シーズン目で、1試合平均27.6得点を記録した時である。
 
カーターを見て育った現役NBA選手は多くいる。
トリスタン・トンプソンは、カーターとコートで対面した際に、「僕の中のマイケル・ジョーダンはあなただった」と話したそう。
 
コービー・ブライアントが「歴代最強のダンク王は誰だと思う?」と聞かれると、「間違いなくビンス・カーターだ」と即答したようだ。
 
NBA選手からの信頼も厚いカーターは、TOR戦でエアカナダ・センターに訪れると、TORのファンからもスタンディングオベーションで迎え入れられる。
 
カーターは、選手からもファンからも愛情で包まれている選手の一人に違いない。
 
ここ最近、TORは、プレイオフ常連チームで強豪と呼ばれる地位にまで登りつめてきた。
プレイオフでのカナダファンの熱狂は、アリーナの外までも人で覆い尽くされているレベル。
 
カナダでバスケが大人気になったのも、当時まだ新しいチームで歴史が浅く、弱小だったTORを、人々を魅了する異次元で圧倒的なダンクをするビンス・カーターが加入し、プレイオフまで導いたことがキッカケだった。
 
アレン・アイバーソン率いるPHIをカーターは、崖っぷちまで追い込んだ。
 
そこまで強いチームに引き上げ、カナダ中を熱狂させたのがカーターなのだ。
カーターが、カナダのバスケの人気を生み出したのだ
 
NBAの歴史上、最も偉大な選手の一人と言っても過言ではないだろう。
 
今のTORがあるのは、ビンス・カーターがTORにいたからである。
 

 

 

<1998年ドラフトの引退で一時代に終止符>

1998年ドラフトにはカーターの他にもダーク・ノビツキーやポール・ピアースらが存在した。
 
ピアースは、2017年に引退をしている為、残すはカーターとノビツキーだけになっている。
カーターが引退する可能性が高い中、ノビツキーもあと1年で引退する可能性が高い。
 
1999年ドラフトの現役選手としては、マヌー・ジノビリ、ジェイソン・テリーがいる。
彼らも今シーズン限りで引退する可能性が高い。
現役続行だとしても、残り1年ではないか。
 
ということは、2018-2019終了と同時に、90年代の選手は全員引退することになる。
 
ティム・ダンカン、トレイシー・マグレディ、チャウンシー・ビラップス、アレン・アイバーソン、コービー・ブライアント、スティーブ・ナッシュなどなど、様々なスター選手がいたが、カーターらの引退で時代は移り変わるだろう。
 
ラストシーズンとなりうるシーズンでカーターは、どのチームに所属できるのかも注目だ。
 
カーターは、ラストシーズン、何をNBAに残してくれるのだろうか。
 
2016-2017が終了した後、ポール・ピアースが、現役時代の全盛期を過ごしたBOSと1日契約を結んで引退をしたが、ビンス・カーターもTORで引退することを望んでいるようだ。
 
どんな形であろうと、最後はTORで引退することになるだろう。
 
そして、TORの背番号『15』は、ビンス・カーターの永久欠番となることだろう。

 
TOR、NJN、ORL、PHX、DAL、MEM、SAC、と渡り歩いてきた伝説のダンク王、ビンス・カーター。
彼が引退した後も私はずっとカーターファンだ!!

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