糖質制限中の停滞で最も多い原因であるカロリー不足の解消方法
「カロリー不足」
糖質制限の停滞で最も多い原因の1つとして、カロリー不足が挙げられる。
今回は、糖質制限で停滞している人が陥りやすいカロリー不足についてお伝えしていく。
【目次】
<カロリー不足が糖質制限中の停滞を招く>
糖質制限をすると、普段、糖質から摂取しているカロリーが急激に減るので、カロリー不足に陥ることが多い。
糖質制限を開始してからカロリー不足になっていれば、体重は当然減っていくだろう。
だが、体重がある程度減ると、そこから急に停滞していく。
「いつもと同じように糖質制限を続けているのに、なんで体重が減らなくなるの…」
なぜなら、1日で消費するカロリーよりも1日で摂取するカロリーの方が下回っているからだ。
例えば、基礎代謝1,500kcalの男性がいるとして、1日のカロリー摂取量が1,200kcalしか摂取できていないとする。
・基礎代謝1,500kcal(何もせずに消費するカロリー)
・1日のカロリー摂取量1,200kcal
摂取カロリーよりも消費カロリーが上回っている。
ということは、エネルギー不足である。
体が飢餓状態なので、どんどんやつれていくかもしれない。
カロリー不足によって最初のうちは少し体重が減少していくが、停滞する時期は必ず来る。
なぜ、カロリー不足で体重がある程度減少していき、そこから停滞時期に入ってしまうのか…
これは、消費カロリーよりも摂取カロリーが下回っていると体が判断して、「エネルギーを溜め込まなくちゃ」と過敏に反応してしまうからだ。
つまり、体がエネルギーを溜め込む為に『省エネモード』になってしまうのだ。
①消費カロリーが摂取カロリーを上回る。
↓
②体が省エネモードになる。
↓
③脂肪を燃焼させずに溜め込む。
このような負の連鎖が続くことで、体重や体脂肪の停滞を招いてしまうのだ。
<糖質制限中のカロリー不足での停滞を解消する方法>
カロリー不足で省エネモードになり、停滞をしてしまった場合の解消方法は、1日の摂取カロリーを増やすこと。
1日の摂取カロリー=
基礎代謝+200kcal〜300kcal程度の摂取。
これを数日間続けていくことで、その後の体重の減少に繋がるだろう。
だが、これにはデメリットがあり、一時的に体重が増加してしまう。
しかし、カロリー不足での停滞をそのまま続けても体重や体脂肪の減少には繋がらない。
もし、カロリー不足が原因で停滞している可能性があるのであれば、上記のように1日の摂取カロリーを増やして、1週間程度は体重の増加を我慢していくことをオススメする。
<カロリー摂取量が十分でも停滞する原因と解消方法>
カロリー不足での停滞は、最も多いケースだが、糖質制限中にカロリー摂取量が十分だと感じている人で停滞してしまったという人も少なくないだろう。
そんな人の停滞の原因とは何か…
恐らく、『活動量不足』だろう。
例えば、その人が普段している筋トレの強度などが最初から一緒で、その筋トレ強度や頻度に体が慣れてきてしまっている場合、エネルギーがそれほど消費されていかないので、脂肪燃焼で脂肪が減少していくことがなくなる。
この場合の停滞解消方法としては、運動量を増やしていくということだろう。
普段の筋トレの強度を少し上げてつつ、有酸素運動も行うことをオススメする。
有酸素運動には、ウォーキングやランニング、バイクなど様々ある。
これをしていくことが重要だろう。
もし、筋トレ強度を上げる+有酸素運動が辛い場合は、脂肪燃焼効果の高いサプリを活用して脂肪燃焼効果を促進させていくことが好ましい。
カロリー摂取量が足りているが、体重が停滞してしまった人の原因としては、『活動量不足』。
↓
筋トレ強度アップ+有酸素運動。
↓
脂肪燃焼効果の高いサプリの活用。
↓
体重,体脂肪の減少。
カロリー摂取量が十分でも停滞してしまったという人は、とにかく、脂肪燃焼効果の高いものを活用しながら運動量を増やしていくことをオススメする。
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