糖質制限で陥りやすい水分不足を解消する為の方法
「糖質制限で乾燥がひどくなった」
「頭痛や吐き気がたまにある」
「糖質制限をし始めてから便秘気味かも」
糖質制限を行なっていると、このような状態に陥る人もいるかもしれない。
これらの原因として、水分不足が考えられる。
今回は、糖質制限中に不足しがちな水分を補給できるようにする方法をお伝えしていく。
<糖質制限中の水分不足の見極め方>
人間の体の約6割は、水分でできている。
水分は、そのくらい人には欠かせないものである。
水分が補給されることで、血液がサラサラになり、血流を良くしてくれる。
それによって、栄養の運搬や酸素の運搬ができるようになる。
下記の項目に該当する人は、水分不足に陥っている可能性があるかもしれない。
・頭痛や嘔吐
・めまい
・乾燥
・便秘
もし、水分不足になってしまえば、血液がドロドロになってしまい、血流が悪くなる。
血流が悪くなれば、栄養も酸素の運搬もできなくなり、体の機能低下を招いてしまう。
見た目への影響としては、乾燥がひどくなったりするだろう。
酷くなれば、頭痛や吐き気など、意識が朦朧としてしまうこともある。
熱中症なども水分不足からなる症状の一つ。
水分不足は、腸内での働きにも影響があり、便秘の原因にもなる。
水分は、人間の生死にも関わる程、重要な役割を担っているのだ。
<糖質制限ではなぜ水分不足に陥るのか>
糖質制限では、水分不足になることが多い。
なぜ、糖質制限を行うと水分が不足しがちになるのか。
これは、糖質が水分を纏っている栄養素だからだ。
体内にある糖質の周りには、糖質を包み込むかのように水分が周りを覆っている。
なので、糖質を摂取すふと、自然と水分補給にも繋がるのだ。
分かりやすい例だと、お米。
お米を研ぐ際、水分を含めてからお米を炊くだろう。
パスタを茹でる際、お湯の中でパスタを茹でていくだろう。
このように、糖質には水分が、たくさん纏っているのだ。
しかし、その糖質を制限してしまえば、その分、水分も減っていく。
なので、糖質制限中では水分を小まめに摂取して、1日2リットル以上は飲むようにしていくと良いだろう。
もちろん、これは、カフェインレスの飲み物で補給していきたい。
なぜなら、カフェインが含まれていると、利尿作用がある為、体の中の水分を排出してしまうことが考えられるからだ。
糖質制限でただでさえ水分が減っているのに、そのにカフェインを加えてさらに体内の水分を排出してしまえば、水分不足に陥ることは間違いないだろう。
<水分不足を解消する為の摂取タイミング>
糖質制限中は、水分不足に陥りやすい時期であることは、分かって頂いただろうか。
それが分かったところで、続いては、糖質制限中に水分不足を補い、結果を出しやすい状態にしていく為の水分補給のタイミングについてお伝えしよう。
まず、水分補給は、小まめにすることが大切で、1回の補給には大体コップ1杯程度の水分を補給していく。
水分補給を必ず行いたいタイミングを抑えて、あとは、意識して小まめに水分を取る癖をつけていければ、水分不足に陥る心配もなくなってくるだろう。
【水分補給を行う必須タイミング】
・起床時と就寝前
・入浴前後
・食事前後
※全てコップ1杯程度を目安にする。
このタイミングで水分補給を行えられれば、普段水分をあまり取らない人でも徐々に水分補給が小まめにできるようになってくるだろう。
水分不足に陥れば、便秘になったり、体調不良になったりの原因になってしまうので、糖質制限での減量・ダイエットを成功させることは難しい。
正しい水分補給で効率的で健康的に減量・ダイエットを行なっていきたい。