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糖質制限ダイエット中の筋トレ後のプロテインは代謝促進やリバウンド防止に不可欠

 
「糖質制限中に筋トレは必要?」
「筋トレしなくても体重減ってるから筋トレいらない?」
「筋トレ後のプロテイン必要ない?」
 
糖質制限をしてれば筋トレは不要、
筋トレ後のプロテインは不要、
などなど、思われる人は少なくないだろう。
 
だが、筋トレをしない、筋トレ後のプロテインを飲まないというのは、結果的にダイエット前の身体よりも悪くしてしまうことになる。
 
今回は、そんな恐ろしい事態を避ける為、筋トレや筋トレ後のの必要性についてお伝えしていく。
 
【目次】

 

 

<糖質制限中に高タンパクな食事を取るのはなぜ?>

そもそも、糖質制限ダイエットを行う際に、タンパク質を多く摂取していかなければならないのはなぜなのかと、疑問に思う人もいるのではないか。
 
そこで、まずは糖質制限中に高タンパクな食事を取る理由からお伝えしていこう。
 
 
人の体内では、常にタンパク質の分解と合成が行われている。
 
食事によってタンパク質を摂取すると、タンパク質は分解されてアミノ酸となる。
そのアミノ酸は、体内のアミノ酸貯蔵庫に保存される仕組みになっている。
 
人は、毎日の食事から必要最低限のタンパク質を摂取することができており、タンパク質摂取量と同じ分、タンパク質を体外へも排出している。
 
なぜ、タンパク質を体外へ排出するのかというと、タンパク質にも期限がある為、古くなったものは体外へ排出しなければならないからである。
 
要するに、タンパク質は、同化(筋合成)と異化(筋分解)を常に繰り返しているということなのだ。
 
なので、1日のタンパク質量が減少していけば、体内のタンパク質量は徐々に減っていき、筋肉量の低下や筋力の低下に繋がり、日常生活での動きや姿勢が悪くなっていき、高齢になれば、歩くのもままならない状態になってしまうかもしれない。
 
逆に、1日のタンパク質摂取量を多めに摂取していると、体内のタンパク質量が増えて筋肉量の維持・増加、筋力アップに繋がり、結果的に太りにくい体質、メリハリのある体を作り出すことが可能になる。
 
また、タンパク質の摂取で身体の調子も良い状態が続き、若々しい見た目を維持し続けることができる。
 
体内のタンパク質の全ての入れ替えは、約1年となっている。
1年後には体内のタンパク質は総入れ替えしているということになる。
 
そして、人は常に、摂取量と同等のタンパク質が異化して体内からなくなっていく
 
ということは、タンパク質量を多めに摂取するように、例えば、1週間意識してみるとしても意味がない。
 
なぜなら、1週間だけ体内のタンパク質量が増えても、摂取量と同じ分、タンパク質が体外に排出されていくからだ。
 
なので、1年間継続してタンパク質摂取量を増やしていかなければ、体内のタンパク質量の増加を継続し続けることはできないのだ。
 
 
これを糖質制限ダイエットに例えて考えてみると…
 
糖質制限を例えば3ヶ月間行うとして、3ヶ月間は継続してタンパク質量を多めに摂取していかなければ、筋肉量の維持や筋力の低下を防ぐことはできない。
 
さらに、糖質を制限したことによって、筋肉量の低下や筋力の低下というのは起こりやすい。
 
このような理由から、糖質制限中にはタンパク質を多く摂取する必要がある。
 


<糖質制限中の筋トレの重要性>

糖質制限中にも毎日タンパク質量を多めに摂取していかなければならないのは、摂取量と同等のタンパク質量が体外へと排出されていく仕組みになっているからである。
 
そして、糖質制限を行えば、体内のエネルギー貯蔵ができなくなる為、筋分解を起こしやすくなってしまう。
 
なぜなら、糖質は、人の第1のエネルギー源となっているからだ。
それが体内になくなっていくということは、エネルギー源が1つ消え去ってしまうということになる。
 
だとしたら、尚更、タンパク質を多めに摂取して筋合成を促していかなければ、筋肉量の維持や筋力の低下を防ぐことはできない。
 
それだけでなく、筋肉を実際に動かしたり、負荷をかけてあげたりして使ってあげなければならない。
 
例えば、1人のバスケット選手がいたとする。
そのバスケット選手が、1年間試合に出場せずに1年後ようやく試合で使ってあげるよりも、1年間続けて試合で起用した方が上手くなっているに決まっている。
 
筋トレも同様で、継続的に続けていくことで筋肉が強くなっていくのだ。
 
なので、糖質制限中の筋力の低下が激しい状況では、筋トレで筋肉を使ってあげることが筋肉量の維持には必要不可欠だ。
 
筋肉量が低下して体重が減ったとしても、それは、代謝が下がったことを意味しており、食事を元に戻せば、ダイエット前以上に身体が悪化するだろう。
 
要するに、リバウンド以上に不健康な身体になってしまうということだ。
 
糖質制限中は、筋トレを継続的に続けていこう。
 
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<筋トレ後にプロテインを飲むのはなぜ?>

糖質制限中に筋トレをしなければ、代謝の低下により、身体の不調を訴えたり、リバウンド以上の身体になってしまうことが分かっただろうか。
 
「筋トレをする理由は分かったが、筋トレ後のプロテインは飲まないとダメ?」
 
筋トレ後にプロテインを飲まないと、これも筋トレ前よりも悲惨な身体になってしまう。
なぜなら、筋分解が活発に起こってしまうからだ。
 
糖質制限で筋肉量が低下しやすい状況になっているところ、筋トレ後にプロテインを飲まない、言い換えれば、タンパク質を摂取しないというのは、さらに筋肉量の低下を促すことになるのだ。
 
筋トレをするということは、筋肉を痛め付けて分解させていくことなのだ。
それを放置していけば、筋肉はそのまま分解されたままで、修復した時には筋トレ前よりも弱くなっている可能性が高い。
 
実際に、データとしても筋トレ前は筋分解が起こりやすい状態で、筋トレ後3時間経った時も筋分解が優位になっている。
 
筋トレ後の筋肉の分解と合成のバランス
3時間後→筋分解優位
・24時間後→大きく筋分解優位
・48時間後→大きく筋分解優位
 
上記のように、筋トレ後に適切な栄養摂取(タンパク質の摂取)が行われない場合、筋分解が激しくされてしまうというデータが出されている。
 
だが、筋トレ後にタンパク質をすぐに摂取すると、筋合成が著しく促進されていくというデータも出されているのだ。
それも、普通に食事でタンパク質を摂取するよりも遥かに高い筋合成効果がある。
 
なので、糖質制限中に筋トレを行い、筋肉が損傷した時にすぐにプロテインからタンパク質の摂取を行えば、筋肉量の維持も筋力の向上も可能なのだ。
 
これが、メリハリのある体を作る最も有効な方法である。
 
糖質制限で脂肪だけ減らして筋肉量は維持していく。
そうすると、体内の筋肉量の割合が脂肪よりもどんどん多くなっていき、代謝の高いリバウンドのしないメリハリのある体作りが実現する。
 
 

<筋トレ後にタンパク質合成が異常にされていくのはなぜ?>

では、筋トレ後にタンパク質の合成が異常な程活発になるのはなぜだろうか。
 
これは、筋トレによって筋肉の収縮活動が盛んになることで、細胞内に大きく刺激を与えるからである。
 
細胞内にある筋肉遺伝子が働き出すように刺激する為には、筋トレを行わなければならないのだ。
 
筋肉に普段かけないような負荷をかけることで、筋肉遺伝子が動き出し、栄養素を普段よりも多く細胞内に歓迎する。
 
筋トレ後すぐに筋肉の材料であるタンパク質を摂取することは、筋合成を大きく促し、筋力を強化してくれるだろう。
 
糖質制限中の筋トレ後にプロテインを飲まなければならない理由は、このような栄養を取り込みやすい状態が作られるからなのだ。
 
 
さらに、筋トレ後にプロテインよりも強力な筋合成促進アイテムが注目をされている。
 
それが『HMB』サプリである。
効果としては…
・筋合成促進
・筋分解抑制
 
筋肉量を維持・増加させたり、筋力向上に繋がるもので、それは結果的に代謝促進やリバウンド防止にも繋がる。
糖質制限中の摂取は特にオススメだ。