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減量・ダイエットなどのボディメイクを行う上でのトレーニングや食事の知識・方法をご紹介すると共に、趣味のNBAについて主観的に語り、バスケのパフォーマンス向上に役立つ情報も提供する!!

NBA選手のようなパフォーマンスを行う為の適切な栄養摂取

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<バスケに必要なエネルギーを知る>

スポーツ選手のパフォーマンス向上には栄養のマネジメントが不可欠だ。
アスリートの食事は、一般の人と大きく変わってくる。
なぜなら、一般の人よりアスリートの方が活動量が多いからだ。
活動量が多ければ、当然、エネルギー消費量は、大きく違ってくる。
 
運動によって、エネルギー供給(エネルギーを供給する場所)は、異なってくる。
 
無酸素系のエネルギー供給は、非乳酸性と乳酸性とに分けられる。
有酸素系のエネルギー供給は、脂質と糖質の代謝促進により産生される。
 
これらをエネルギー供給機構から分類してみる。
 
・非乳酸性→筋力や瞬発力系(ハイパワー)
・非乳酸性+乳酸性→筋持久力(ミドルパワー)
・乳酸性+有酸素性→筋持久力(ミドルパワー)
・有酸素性→持久力(ローパワー)
 
このように、ハイパワー、ミドルパワー、ローパワーと3つのエネルギー供給機構に分類できる。
 
ただ、球技などのスポーツをこの3つから分類することは困難である。
 
例えば、バスケットボールは、切り返しや静止状態から一気にトップスピードに切り換えるようなドライブ時に瞬発力が必要。
選手とのポジション取りやドリブル、ドライブ、シュートなどを頻繁に行う為、筋持久力も必要。
また、常に走り続けている為、有酸素性の持久力も必要になる。
 
全てのエネルギー供給機構を活用する為、もはや分類することは不可能。
 
このような場合は、3つのエネルギー供給機構の内、どれが最も頻度が高く、長い時間活用し続けていくのかを把握することが大切。
 
バスケットボールの場合、ハイパワーとミドルパワーでのエネルギー供給機構の割合が多くなるので、この部分でのエネルギー供給能力を高め、必要な栄養素を摂取することが大切だ。
 
 

<各エネルギー供給機構の特徴>

【ハイパワー】
ハイパワー系種目のアスリートは、ATP(アデノシン3リン酸)と)CP(クレアチンリン酸)の貯蔵量が多い。
砲丸投げの選手など、筋肉が肥大している人は、その分ATPやCPの貯蔵量が多くなる。
 
このATPとCPを分解することでエネルギーが供給されるが、筋肉内に蓄えておけるATPとCPの量は少なく、高強度な運動によってすぐに消耗されてしまう。
 
その為、筋肉量を減少させないようにバランスの良い食事を意識して、糖質もたくさん摂取する必要がある。
 
 
【ミドルパワー】
ドルパワー系の種目のアスリートは、筋グリコーゲンがエネルギー源となる。
 
この筋グリコーゲンは、バスケットボールなどの激しい運動を長時間続けることによって貯蔵量がどんどん消耗されていく。
 
筋グリコーゲンを回復しやすくする為、適度な糖質の摂取をでバランスの良い食事を行うことが必要である。
 
 
【ローパワー】
ローパワー系種目のアスリートは、ミドルパワー系と同様で筋グリコーゲンがエネルギー源になる。
 
脂肪をエネルギーに代謝させる為にはグリコーゲンが必要だが、長時間の有酸素運動を行えば、筋グリコーゲンが枯渇し、疲労困憊の状態になってしまう。
 
結果的に筋肉を分解してエネルギーを供給していくので、長時間の有酸素運動は、筋肉分解を招くことにもなる。
 
エネルギーの補充が上手くできるような食事が必要である。
 

 

 

<糖質摂取のタイミングでバスケに必要なエネルギーを確保>

糖質は、体内で分解され、最小単位であるブドウ糖になって吸収される。
それからグリコーゲンに合成され、主に肝臓と筋肉に蓄えられる。
 
肝臓と筋肉、その他の組織に送り込まれ、過剰に摂取された糖質分は、中性脂肪として蓄積される。
 
肝臓に送られたグリコーゲン(肝グリコーゲン)は、血糖の維持に利用される。
筋肉に送られたグリコーゲン(筋グリコーゲン)は、筋肉を使う際のエネルギー源として利用される。
 
肝グリコーゲンの枯渇は、低血糖を引き起こし、集中力が低下する。
筋グリコーゲンの枯渇は、疲労困憊の状態を引き起こしてしまう。
 
なので、アスリートやバスケをする人には十分な糖質摂取が必要である。
 
運動後に2時間以内に糖質を摂取できれば、6時間程度で筋グリコーゲンの回復が可能になる。
運動後2時間を超えると、筋グリコーゲンの回復は、4時間以上遅くなってしまう。
 
バスケをした後は、すぐに糖質を摂取することが大切で、同時にプロテインからタンパク質の摂取も行いたい。
 
もし、低糖質で減量をし、体を作り上げている最中であれば、運動前後に糖質を摂取し、エネルギーを補給したい。
バナナやオレンジジュースなど吸収の早いものから糖質摂取をしていこう。
 
運動後の糖質とタンパク質の摂取は、毎回欠かさずに行うことが大切だ。
 

 

 
 

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